九寨溝・黄龍・神仙池・牟尼溝・花のゾルゲ ハイキングの旅


                                          
    


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スケジュール



 2007年8月11日~8月20日
                
   
    

                 

月日 スケジュール ホテル
8月11日  成田発17:00(14:55予定 2時間遅れ) CA926  北京着19:10(2時間遅れ)
北京発 20:50 CA4106  成都着 20:50(30分遅れ)
   成都泊
銀河王朝大酒店
8月12日 成都発(11:00) CA4477 九寨・黄龍空港着 11:45(標高3500m)
九寨・黄龍空港 ー>神仙池バス乗り換え場(標高2000m) ->
 エコバス(標高3600m峠超ー>【仙池餐庁】(昼食標高2900m)->
ハイキング入口(電気バス) ->神仙池ハイキングー>九寨溝泊(標高2000m)
シェラトン九寨溝
リゾート
8月13日 ホテル発8:00 ->九寨溝ハイキング(最高標高3150m) ->
 九寨溝ホテル着
  チベット民族舞踊鑑賞
シェラトン九寨溝
リゾート
8月14日 ホテル発:7:45 ー>峠(標高4007m)ー>黄龍黄龍華荘】
で昼食(標高3150m)->エコバスでロープウェー乗り場 ->
ロープウェ―降場(標高3600m)->ハイキング 最高地点は3500mで4時間
のハイキング ->
黄龍 ->川主寺(夕食)->ゾルゲ(道路工事渋滞)  
 ゾルゲ着22:30 ゾルゲ泊(標高3600m)
ゾルゲ大酒店
8月15日 ホテル発9:00 ー>3600mの広大な草原(高山植物が咲いていた)ー>
唐克(黄河の大湾曲)昼食ー>花湖(標高3800mの湖)->ゾルゲホテル着
ゾルゲ大酒店
8月16日 ホテル発8:00 -> 松藩【観光】 ->牟尼溝(標高3100mにある滝)->
二海道(標高3400mに点在する池のハイキング)ー>川主寺泊 
岷江源国際大酒店
8月17日 ホテル発 9:50 ー>九寨・黄龍空港着 ->九寨・黄龍空港発11:50 CA4478 
成都着 12:35 成都 昼食 ー>楽山(楽山大仏を船で観光)->楽山泊
嘉州賓館
8月18日 ホテル発 8:00 ->峨眉山入口(バス乗り換え)->専用バス
 ->ロープウェー乗場 ->【5分】ロープウェー降場ー>徒歩 ->
金頂(標高3077m)ー>ロープウェー ->専用バスー>峨眉山入口ー>
成都 【陳さんのマーボ豆腐の夕食】 ->成都泊
シェラトン成都
8月19日 ホテル発7:30 ー>成都パンダ繁育基地 (パンダとの写真撮影) ->
三星堆博物館 【昼食】ー>武侯祠 ->【京都新館】夕食は日本食 ー>ホテル 
->川劇観賞  成都泊
シェラトン成都
8月20日 ホテル発 7:15 ->成都空港  成都発 9:00発 CA4101 ->北京 11:25
 (国内線に荷物が出なくて12時30分を超えて待たされた)
 北京発 14時 CA167 (30分遅れで出発) 
 14時20分機器故障で北京空港へ引返す。
北京空港着 15:00 (飛行機を変えて再出発) 
北京再出発 18:10   CA167 成田着 22:20 (4時間30分以上の遅れ)
税関を出たのは23時
   


  


 

成都


◆ 8月11日の成田出発予定は14:55であったが、中国国際航空(CA)の北京から
   の到着が1時間遅れた。その影響で出発はさらに遅れて2時間遅れの17時と
   なった。
   北京到着は19時10分。北京発成都行きの便は20:20発の予定。
  北京ではいったん荷物を受け取り、入国手続きをして、国内線の場所に
  移動する。同じ航空会社のため、手続きが完了して乗り込むまで成都行き
  の便は出発を遅らせたようです。
  北京では、航空会社の係員が横に付き移動と手続きをサポートしてくれた。
  北京空港内を小走りに移動した感じで成都行きの飛行機に乗った。
   結局成都行きは定刻を30分遅れて20:50分に出発した。



 ◆ 8月11日の夜(22:50)に成都の空港に到着



      


 ◆ 8月12日の成都のホテルでの朝食               ホテル玄関





          


  成都から九寨・黄龍空港へ向かう飛行機から九寨・黄龍空港近くの山々


    

 九寨・黄龍空港(標高3500m)


 この空港は標高3500m。成都を飛び立つ際は35℃近くあった気温も
 ここでは15℃近く。なんとなくはしゃいでたちまち高山病の症状がでた。
 実は、このときはわからかったがあとで高山病とわかった。
 (富士山の頂上にある飛行機場のようなもの)


        


 

九寨・黄龍空港から神仙池へ


  この道のりのアップダウンは大変です。

  九寨・黄龍空港 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー▲3500m

  神仙池専用バス乗場 ーーー▲2000m
        |
        峠ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー▲3600m
        |
  神仙池専用バス終点ーーーーーーーーーーーーー▲2900m
  (1時間に旅)


  ◆3500mの空港から2000mまで山道を下りる。
  ◆そこでエコバスなるマイクロバスに乗り換える
  ◆エコバスの乗り場と終点の標高差は900mだが、これがくせもので
    一度3600mの峠を超える。急カーブの山道を猛スピードで走る。
    到着するとブレーキから煙が出て臭い。
    (バスに酔った記憶がない私がバス酔いした)


  九寨・黄龍空港から神仙池専用バス乗場への途中
  

  
          


                                    神仙池専用バス道路(急カーブ続く)

            

   専用バスの終点レストラン【仙池餐庁】で昼食

           


  このエコバスはたいへんです。高低差がある上、急カーブです。
  急ブレーキをかけながら速度を上げて走ります。
  1時間の乗車後はブレーキ部分から煙と臭いがします。
  ブレーキシューが焼けついた臭いです。
 

神仙池


  エコバスの終点から電気自動車で神仙池まで向かう(5分)

      


    ここは、九寨溝、黄龍の入門編(高山病への体のならし)だそうです
   神仙池は一も少なくたいへん神秘的です
     
    【瑶池】


            



            




             


                                       青龍海

             


   通路は木道を歩くようになっており、



             


             



              

    添乗員の阿部さんと

            



           


  

九寨溝(世界遺産)



  朝8時過ぎの九寨溝の入場ゲート(ディズニーランドに似せている)
   たいへんな人でです。


              



     


    九寨溝の観光は、下図の「Y」字の付け根から始まり、右の道を行き
   Y字付け根のレストランで昼食をとり、左の道を行きY字の共通部分を見た。
   標高は入口で2000m。高いところで3000m程度のため高山病の心配
   はない。



       



   諾日朗瀑布

            





             


     チドリソウ

     
   
     鏡海(鏡に景色を美しく映し出すことから名づけられた



             





             



            


    パンダ海

            


    五花海から珍珠灘瀑布までハイキング
                



    五花海
              



    金鈴海(水面に沈んだ木から新い木が生えている)     珍珠灘(滝に流れ込む前)
             


    
     珍珠灘瀑布
    
             





            





               

 
    一度に千人が食事できるレストラン(40元/人)


       


   長海(標高3103m)カナダの風景と見間違える

           

  五彩池

            



             


  
    地図では両方に分かれる共通部分。
    老虎海からハイキングです


               


    
    樹正瀑布


               



             


   チベット族の小屋                       龍海(ガリュウカイ)
                                    (池に龍の形が現れることから命名)


              



       


    チベット民族舞踊ショー(シェラトンホテルにて)

           


           



黄龍


 黄龍は標高が高いので酸素缶を一人一本支給される。
 黄龍は、出発の九寨溝が2000mで途中の雪山梁峠3960mを超えて
 黄龍のロープウェー乗場が3150mで五彩池が3650mとなる。

     雪をいただいているのは【雪宝頂】5588m        雪山梁峠3960mにて

            




      ロープウェーで3600mまで登る(5分)そこから桟道を1時間
     かけて歩き(100mほどの下り)
     そこから150mほど登ったところに五彩池がある。


           



     ロープエゥーを降りて桟道をひたすら歩く。空気が薄くなかなかつらい

                

         黄龍堂
                


        五彩池

              




     五彩池で事件にまきこまれました。
    五彩池周辺はたいへんな人出で、池を撮影できる隙間を探す
    のがたいへんでした。池を一周する通路では写真撮影は無理で、
    写真撮影と池を眺めるように少し広くなった場所が用意されています。
    その場所で、中国人の10人程のグループが、池に向かって
    「コ」の字で人垣をつくり、大きく空間をとり、一人が池のほとりでポーズを
    をとって写真撮影していました。家内が、そのグループの人垣の間から
    デシカメを構えてシャッターを押した瞬間に、そのグループの女性2人が
    突然デジカメを奪いとろうとしたのです。そして、男性1人も家内の後ろから
    腕をつかんでデジカメを奪う加勢をしました。小生もデジカメを取られまいと
    加勢いしました。中国人2人は興奮状態で何か叫んでいましたが、中国語
    でわかりません。小生は日本語のわかる方がいないか叫びました。
    回りはすべて中国人に取り囲まれ恐怖感がありました。

    少したって、たまたま住友商事の北京支店の方で奥様が中国人の方
    がいらっしゃり通訳しくれました。
    グループの言い分は。「グループの人の写真をかってに撮影した」ので
    デジカメを奪ったとのこと。この話し合いの最中もデジカメを奪おうと
    していました。住友商事の奥様がデジカメの写真を確認し、グループの
    人は写っていないにことを確認。しかし、今度は、家内のデジカメを奪い取ろうと
    した際にグループの女性一人に手首に引っ掻きキズができた。その責任を取れ
    ということでした。住友商事の奥様の助言で、100元を渡し謝ったとたん
    デジカメはすんなり返してもらえました。
     実は、デジカメの争奪の際に、小生も家内も打撲を負いました。
    黄龍はたいへんな人でですが、中国人ばかりで警察もいませんので、
    このようないいがかりをつけられ回りをすべて中国人にとりまかれ大声で
    騒がれのは恐怖でした。
    住友商事の方には、また途中まで同行していただき無事下山できました。
    世界遺産の場所でこんな事件に巻きこまれいやな思いをしました。





     金沙舗地(金粉をまいたような池) 
           
    



             

                                  黄龍の4時間のハイキングの終点です

             






ゾルゲ



  黄龍から川主寺(標高2800m)に戻り夕食をとってゾルゲ(標高3600m)に向けて
  出発しました。大半は舗装道路ですが14Km程悪路がありました。
  並行して高速道路を作成しているので保守もされていないのでたいへん
  でした。まだ完全にできあがっていないトンネルも通りました。
   途中、道路を封鎖して舗装工事(夜の九時近く)をしていて50分近く
  止まっていました。
   ゾルゲの宿舎到着は、22時30分となりました。


     
ゾルゲ大酒店(標高3600mのホテル)       ゾルゲの町離れるとこのような草原です
                                     (標高3600m以上)


          

    

    
ゾルゲの湿原に残る中国軍が行進した記念碑     白のリンドウ


              



   エーデルワイス(群生地もありました)          アズマギク 
           

     
草原に放牧されている羊                   羊・ヤクが優先の道路

           


   
 黄河の大湾曲ここは黄河の上流から1000kmの地点でここで大きく曲がって4000km下る
    標高は3800m

           



        
      花湖(3800mの湖で7月頃は周り一面花が咲くそうです)



              


               
    


       ゾルゲの町並(チベット族の町)        ホテルは町の中心【霞が関?】にある

             




   

 松藩




 町は2300年の歴史をもっている。古から辺境と王朝との交易地として栄えた
 標高2200mの町








                  



                       


      町にはいろいろな民族衣装の人がいきかう

               



牟尼溝(標高3200mの滝)


 
   滝の入口から往復1時間のハイキング。
   道端には高山植物が咲いている




               

  
     これが標高3270mにある滝です。滝の落差は104m。いっきに流れ落ちるのではなく、
    多段の滝となって流れ落ちています

               


      シオガマ                            ウメバチソウ

              

      白のリンドウ                          コンロンソウ

              

  

二道海(標高3400m)


  標高3400mの山道の2時間ハイキングです

 高山の山合いにひっそりと水をたたええる湖です。
 あたりには高山植物が咲いています。

            

   シオガマ                           ベルフェニュウム

          


           


                                       トリカブト
          




                                               シオガマ                
            









楽山大仏


 成都の南164kmです。やっと空気の濃い場所に下りてきました。
 作家の郭沫若さんの出身地です。
 世界最大の石仏です。 高さ71m、幅28mで船からの見学となります







               



    


  楽山の中心部(輪タクも走っている)

        


  楽山の宿泊したホテル

     


 

峨眉山(標高3099m)



  峨眉山には、峨眉山市内にあるバスセンタでエコバスと称される
  マイクロバスに乗り換える。たくさんの人が行列を作り待っている。
  バスとロープウェーを乗り継ぎ往復5時間の旅。


 

             



      ロープウェーへの沿道のあった蝶の標本。ガイドの話では、税関で没収される
    とのこと。

       


  峨眉山の頂上のお寺。(3000mを超えます)
  この日の天気は、峨眉山市内は晴れ。山を登るに従いガスが発生。
  ロープウェーの乗り場(標高2540m)はガスでよく見えない状況。
  ところが、ロープウェーを降りたことろ(標高3000m)では、雲の切れ間
  ができて晴れ間も覗いていた。
  



             


 昼食も頂上付近のレストランでとった

             



  沿道に出現する猿の集団
            



  報国寺(昔はこのお寺にお参りして、お寺の境内から徒歩で峨眉山に
  参詣していた。)



         



      


    陳さんのマーボ豆腐
    陳さんのおばあさんがマーボ豆腐を考案したといわれる。元祖で本場の味。
    ともかく、山椒の辛味がきいている。独特の辛味。


           


成都パンダ繁育センタ







          


    ぬいぐるみではありません                細い木を上手に下りる

           
 


            



    パンダとの撮影は400元/人(約6400円)昨年は200元。
   子供パンダを抱いての撮影は、1000元です。

            



     




三星堆博物館



  黄河文明とは別に、長江にも文明があったことの出土の数々
          


         


   今回のツアーの総勢。2列目左端は、現地ガイドの「楊さん」
   1列目左端は添乗員の阿部さん

       



武侯祠



           


           





川劇


           

    
    川劇のもっともすばらしいところは面の早変わり。
   人が一回転している間に、かぶっている面が変わる。
   それも、一回だけでなく、複数回変わるのだからものすごい。
   持っている人形の面かわった。




            


         




帰国時のトラブル



 今回帰国は、国内線で成都発9:00のCAで北京へ行き、そこで国際線に乗り換え
 成田に向かう予定。成都から飛行機が北京へ到着したのは11:25分(定刻)。
 国際線に出発まで2時間の余裕で13:30であった。しかし、国内線の荷物が
 出てこない。1時間以上の待ちでやっと出てきた。それか国際線への乗り換え
 手続き。中国書類を3枚書かすのでたいへん。飛行機乗ったのはわれわれの
 ツアーグループが最後。13:30出発予定だが、出発許可だでず30分遅れの
 14時に離陸。

 14時20分頃。突然機内放送で機材故障で北京に引返すとのこと。20分後
 に北京に着陸するとのこと。20分たっても飛行機は着陸しないくて。結局15時
 過ぎに北京に着陸。自動操縦装置が稼働しなかったとのこと。
 修理するので飛行機にのったままで待機。待機すること1時間結局、飛行機を
 変えるとのことでターミナルへ移動。
  ターミナルで水もしくはコーラ1本もらって待機。18時新しい飛行機で出発。
 4時間30分遅れ。成田到着22時15分過ぎ。飛行機を降りたが、連絡バスが
 なかなかこない。荷物も遅れる。ともかく乗客はわれらの便以外なし。
 税関を出たのは23時。この時間の成田は陸の孤島でした。



  最後にツアーの中に高山植物に詳しい人がいて
 たいへんお世話になりました



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