エジプト旅行記
日時 スケジュール 宿泊地
12/28
成田発 14:55 エジプト航空 直行便(14時間20分)
カイロ着 21:45
カイロ泊
12/29 ギザの三大ピラミッド見学。(クフ王のピラミッドの内部見学)
メンフィス、サッカラ、ダハシェール見学
夜 カイロ発 20:25 飛行機 ルクソール着 21:25
ルクソール泊
12/30
ルクソール西岸(王家の谷、ハトシェプスト女王葬祭殿、メムノンの巨像)
ルクソール東岸(カッルナック神殿、ルクソール神殿(ライトアップ))
ルクソール泊
12/31 エドフ(ホルス神殿)、コ、ウ・オンボ神殿
アスワン(アスワンハイダム、切りかけのオベリスク)
ファルーカでナイル川をわたってホテルへ
アスワン泊
1/1 アブシンベルへ飛行機で往復(アブシンベル神殿)
アブシンベルからナイルエキスプレスでアレキサンドリアへ
車中泊
1/2 アレキサンドリア観光(カタコンペ、ポンペイの柱、アレキサンドリア博物館)
アレキサンドリアからバスでカイロへ(3時間)
カイロ泊
1/3 エジプト考古学博物館(ツタンカーメンの墓の埋葬品、ラムセスUのミイラ等)
モハメッド・アリ・モスク、ハーンハリーり市場
カイロ発 18:05 (11時間50分)
機中泊
1/4 成田着 12:55 帰国

1.スケジュール

2005年12月28日出発


  ■ クフ王のピラミッドは、ほんとうに大きい。高さは146m(現在は137m)内部には、
   1日300人限定で観光できる。

 ■ 内部は、中腰で登りとなっている。今回はハプニングが発生。狭く、急な道を照ら
   してしるライトがすべて消えた。(電気機器のトラブル)ともかく内部は真っ暗で
   前の切れ目無く続いているので止まることは許されない
                                         
 ■ 玄室は大きな空間で何も無い。内部見学は一汗はかきます。非常時用に懐中電灯を
   用意することをおすすめします。

 ■ スフィンクスとピラミッドの写真です。スフィンクスは、顔が王様(ラムセスU等)
   で体がライオンなのです。これは教科書にもよくのったものですが、王の象徴の付
   け髭がありません。付け髭はイギリスがはずして持って帰ったので大英博物館にあ
   るそうです。 


3. サッカラーの階段ピラミッド                                        


 これは、ピラミッドが作られた初期のものです。
  @最初は1段のお墓であった。周りは日干し煉瓦の塀で囲んでいた。
  A周りの日干し煉瓦を高くして、神秘な場所としたので、墓が外部から
   見えにくくなった。このため、1段目を拡張して、2段目を作成した。
  B同じ理由で、1段目、2段目を拡張して3段目を新設。
   このようにして階段ピラミッドは作られた。
  Cこれを手本に、ピラミッドは、作られた。
                       
 ■ 自家用ロバ
   田舎にいくと、ロバで荷物の運搬、交通手段として頻繁に利用されて
   いた。

             

4.ナイル川の夕日


 
 ルクソールに夜の飛行機で飛ぶため、早めの夕食。
 夕食時にカイロ地区から眺めたナイル川のギザ地区に沈む夕日
                               
      

 ■ カイロ空港には、「白装束」の一団が飛行機に乗っていました
   この集団は、メッカへの巡礼だとのこと

5. ルクソールの王家の谷



 ■ 墓の内部は撮影禁止のため、画像はありません。
   ツタンカーメンの墓の内部は、3500年を超えて色彩も豊かに残って
   おり、たいへんすばらしい。内部に保管されていた副葬品は、カイロ考古
   学博物館に展示されている。

 ■ 王家の谷に行く途中に吉村教授の家があります。在宅の場合は、日の丸
   がたてられているとのこと。
                  

 ■ 観光の入場口から各王の墓までは、トロッコバスに乗っていく。
   ツタンカーメンの墓は、別料金。1枚のチケットで3ヶ所の墓に
   入場できます。
 ■ ここは、真冬の正月でも暑く、シャツ1枚でもOKです。乾燥しています

6. ハトシェプスト女王祭殿


  数年前にテロがあり、日本人旅行者も亡くなった場所。警備は厳しい。
  ここも、入り口から祭殿までは、トロッコバスに乗る。
                           


7. カルナック神殿


. 
 ■ 1000年かけて作られた神殿。ともかくスケールがでかい。
   大人3〜4人がかりでやっとかかえられる円筒形の石柱が何十本と
   たっている。

 ■ この円柱は、160Km離れたアスワンで切り出し、ナイル川を
   利用して運んだ。

 ■ この作成した時代は人力のみであったことを考えると人の営みはすごい。

 ■ もうひとつ、最大のオベリスクだが、1つの石材からできている。
   これが2本立っている。


         


  カルナック神殿とルクソール神殿はつながっていたとのこと

8. ルクソール神殿




 ■ ルクソール神殿の観光は、ライトアップされた夕刻からに変更になった
   ライトアップされたルクソール神殿も幻想的でそばらしかった。

 ■ ツタンカーメーン夫妻の像(希少価値があるそうです)正面にある対の
   オベリスクの1本はパリのコンコルド広場にあります。
   各国の奴隷が縄でつながれているレリーフも残っています
                           

     現地ガイドと添乗員     


 

9. アスワン


 ■ ルクソールからアスワンへは、バスで向った。この区間は、治安が
   よくないので、観光客の乗った、バス、タクシー、ミニバン等は、
   朝7時30分にルクソールの指定場所に集合し、武装した兵士の車
   に先導されて集団で向う。

 ■ 道路のところどころには検問所があり、兵士がいる。当然、この集団
   の車はノンストップで進む。途中、2箇所の観光地に立ち寄り、観光
   してアスワンに向う。
                

  
  オベリの切り出し途中で亀裂が入り、そのまま残されたもの。
  ■ 石材の切り出し方法は、切り出したい直線上にところどころ
    穴を掘る。そこに、水と木材を入れる。木材は水を含んだ上、強い太陽の
    光で膨張する。これを繰りかえすと、岩石は割れる。

  ■ 次の運び出しだが、ナイル川の氾濫期には、この採掘場所まで水がくる。
    この時、運搬用の船を採掘場所に着ける。

  ■ 船にに切り出した石材を乗せる。

  ■ 翌年のナイル川氾濫期に船をナイル川に送り出す。

  ■ アスワンからルクソールまで、160Kmを船で数ヶ月かけて運ぶ。

  ■ カルナック神殿もナイル川の氾濫期には、水につかったので
    所定の位置までナイル川の氾濫期を利用して持ち込む

    ともかく、重機のない時代なので、人間の知恵と時間を有効に
    利用したようだ。

  ホテルは、ナイル川の中洲にあり、移動はファルーカ(帆かけ船)
    でゆったりと行う。
    夕日のなかに、ファルーカが浮かんでいる 
                

   
アスワンのホテルで2005年の最後と
   2006年を迎えるカウントダウンパーティ
   が開催された。

10. アブシンベル神殿


 ■ ユネスコが、アスワンハイダムに水没する神殿を60m上部に移設
   した。アスワンからアブシンベルまで飛行機で移動するがダム湖
   は続いている。隣国スーダンまで延びる。

 ■ アスワンからのアブシンベルまでの往復の飛行機と、アブシンベル
   空港から神殿までのバス代がセットとなっている。

      

 ■ 4体すべがラムセスUの像。内部は、小部屋に分かれて装飾
   がなされている

 ■ 4/10と10/10に太陽が最奥におかれているラムセスUと
   ラー・ホルアクテイ神、アムン・ラー神にあたる。

10. ナイルエキスプレス


 
 ■ ナイルエキスプレスは、2人用の2段ベッドの個室のコンパート
   メントで洗面所もついている

 ■ アスワンを夕刻に出発して翌朝9時過ぎに地中海の
   アレキサンドリアに到着する。

              
 ■ 食事も乗車券に含まれているとのこだが、デナーは
   機内食よりも数段悪い。

11. アレキサンドリア


 ■ 地中海です。
   街中もヨーロッパ的な雰囲気です。
   イスラム教の色合いも少なくなっています

         
      
  
 ■アレキサンドリア博物館
  クレオパトラの像といわれている。
  アレキサンドリア博物館に展示されている。
                       

 ■ アレキサンドリアからカイロまでは高速道路をバスで帰ります

12.カイロ市内



 ■ 市内の喫茶店で水タバコを吸う人
   エジプトの男性のレラクゼーションの1つとのこと。
   
          

 ■ エジプト考古学博物館
   ツタンカーメンの副葬品の展示は、みごととしかいいようがない。
   館内は撮影禁止のため、出口でガイブブック(日本語版)を買うことを
   おすすめする。

   また、ミイラ室は別料金だが、ラムセスUのものもある。90歳を超えて
   長生きした。

 ■ 夜のディナークルーズでは、「スーフィーの旋舞」があった


           

 ■ ハーンハリー市場
   治安の問題で外国人の行く通りが限定され、警備もきびしくされていた
                      
 ■ エジプトの料理
   マンゴージュースは、内容たっぷりでたいへんおいしい
 
      


  エジプトのパン「アエーシー」

               


  アエーシに付けて食べる前菜。これは、どこでも出される
  定番。

                      





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