チロル・ドロミテ・ザルツカンマーグートの旅
1. スケジュール |
2010年7月28日出発(10日間)
今回の旅の訪問地
月 日 | スケジュール | 宿泊地(ホテル) |
7月28日 | 成田発 10:55 OS52 ウイーン着14:00(1時間早い) ウイーン発 17:30 OS901 インスブルック着 18:40 |
オーストリア トレンド コングレス |
7月29日 | ホテル発8:15 ゼーフェスト ケーブルカーで ロスヒュテ(乗り換え) ゼーフェルダーヨッホ ここからハイキングでゼーフェルダー・シュビッツ インスブルク市内観光(黄金の小屋根、王宮・・) |
オーストリア トレンド コングレス |
7月30日 | ホテル発 8:10 ガルミッシュ・バルテンキルヒェンへ 登山電車とロープウェーでドイツ最高峰(2964m)へ 下山はロープウェーでアイブゼーヘ。湖畔で昼食 昼食後、ドイツ、オーストリアの国境を越えて ブレンナー峠を経てイタリアのボルツァーノへ |
フォーポインツ シェラトン |
7月31日 |
ホテル発9:00(ドロミテ観光)カレッツァ湖湖畔散策 カナツェイへ(昼食) ポルドイ峠からロープウェ-で ポルドイ山頂へ。ドロミテのパノラマ鑑賞 ファルツァレーゴ峠へ移動。ここもロープウェーで 山頂へ。再度ドロミテのパノラマ鑑賞 コルティナ・ダンベッツォへ |
アンコーラ |
8月1日 | ホテル8:30発 ドロミテ渓谷ハイキング 午前のミズリーナ湖の写真撮影。 トレチメディラヴァレード山麓ハイキング 午後はミズリーナ湖畔散策とリフトで山麓へ コルティナ・ダンベッツォへ |
アンコーラ |
8月2日 | ホテル発8:00 オーストリア・アルプス最高峰 グロ-スグロックナ-観光のためフランツヨーゼフヘーヘ展望台 ハルシュタット観光後ザルツカンマーグートへ |
ゴールデン シェイッフ |
8月3日 | ホテル発8:30 ザルツカンマーグート観光とハイキング ザンクトギルゲンへ。ロープウェ-でツヴァルファ-ホルンへ 展望台周辺ハイキング ザンクトギルゲン〜遊覧船でヴォルフガングへ 登山電車でシャーフベルグ展望台へ 観光後ザルツカンマーグートへ |
ゴールデン シェイッフ |
8月4日 | ホテル発 7:30 ドナウ河畔の古都メルクへ 観光後、ドナウ川クルーズ(ヴァッハウ渓谷) ウイーンへ |
サボイエン |
8月5日 | ベルヴェデーレ宮殿の庭園と美術館鑑賞 ホテル発10:55 ウイーン空港 ウイーン発13:55 OS51 |
機中 |
8月6日 | 成田着 8:15 |
1. ウイーンからインスブルックへ |
7月28日に成田を定刻の10:55に離陸。
ウイーンには定刻の1時間前の15時に到着した。
ウイーン空港内 ウイーン国際空港は小さい空港
イスブルック行きの飛行機に搭乗
ウイーンの郊外(畑が広がる)
インスブルックは谷間の小さな町
インスブルック空港(飛行機から歩いてターミナルへ)
2.ゼーフェルダーシュピッツェ ハイキング |
7月29日
小雨のインスブルックのホテルをバスで出発。
30分程度で一路ゼーフェルト(標高1230m)へ
気温はホテルで16度程度。
ゼーフェルトのケーブルカー乗り場 ケーブルカー改札口
磁気のチケットは回収し再利用とのこと
ケーブルカー車内 ゼーフェルダーヨッホ(2014m)の気温2度
シュピッツェ(標高2220m)mまでハイキング 出発
高山植物も咲いている このような稜線を歩く
ラーザースピッツ(2376m)が見えた ここが終点(ゼーフェルダーシュピッツ2220m)
帰りも同じ道を帰る
向こうの山はドイツ領 ゼーフェルトの町(1230m)
3.インスブルク市内観光 |
インスブルック7月末でも寒い(参考東京は35度猛暑)
凱旋門(ハプスブルグ家のマリアテレジアの次男の結婚を祝して1765年建築
南側は「生と幸福」をテーマ 北側は、次男の結婚式で亡くなった夫の
ために「死と悲しみ」をテーマにしている
マリアテレジア通り
サウンド オブ ミュージックのトラップ大佐
の宮殿
市庁舎の1階はショウピングセンタ(日本の政治家も参考にしては)
スペイン継承戦争中にチロルに侵攻したバイエルン軍 黄金の小屋根
を撃退した記念碑(1706年建築)
馬車で観光している
イタリア旅行の途中に父親と一緒に
モーツアルトが宿泊したホテル 宿泊したことを記載したプレート
ホテルの壁に貼られている
ヘルプリングハウス
ロココ様式の飾り漆喰が施されている 現在はコーヒーとアイスクリーム屋
名物のアイスクリームを食べる
肉屋の看板(現在は変わっている)
ゴールデナー・アドラーホテル 宿泊した王侯・貴族・有名人を記載した石板
600年前から営業 ゲーテ・ハイネの名前も
モーツアルトは当時有名でなく、後に欄外に
追加して表示
黄金の小屋根
マクシミリアン大帝が広場の行事を見物 パントマイム
するため2657枚の金箔をはった瓦屋根
王宮通り 王宮:1754年マリアテレジアよって
バロック様式に改修。
市の塔:148段で展望台へ インスブルック市内が一望
聖ヤコブ教会の塔 フリードリヒ通りからマリアテレジア通り
インの橋の方向 オリンピックのジャンプ台
ここで2回冬季オリンピックが開催された
4.ドイツ最高峰ツークシュピッツ |
7月30日 インスブルツクのホテルを8時10分出発。
オーストリアから国境を越えてドイツのガルミッシュパルデンキルヒェンへ。
ツークシュピッツには
@行きは、登山電車(75分)+ロープウェー(5分)
A帰りは 、ロープウェー(10分)でアイブゼーへ
ドイツ領ガルミッシュパルデンキルヒェン駅 ホームには雪が
折り返しの電車が到着
10時15分発
電車内 ドイツの田舎を走る(最初通常の電車)
途中トレッキングのためのペション民家がある
途中から急こう配をアプト式で登る
絶景ポイントで停車。今日は見えない サウジアラビアから来た家族の父親も写る
電車はアプト式となった駅で増結された
ここからはトンネルの中を走
ツークシュピッツプラトー(標高2600m)駅 ここで山頂行きのロープウェーに乗り換え
乗り換え駅で一面の雪。気温-2度
行き先表示には日本語表記もある 山頂行きロープウェーに乗る
ツークシュピッツ(標高2962m)は雪で視界不良 これが実際の頂上
ここは国の橋。橋の向こうがオーストリア
手前がドイツ。かってはパスポートチェツク
があった。
寒いので展望レストランでお茶 下りロープウェー
標高2962mから1000mまで10分で下る アイブ湖(湖畔のレストランで昼食)
アイブ湖
アイブ湖を出発してドイツ・オーストリア国境を超え、今度はオーストリア、イタリア国境の
ブレンナー峠を越えた瞬間。ブレンナー峠はかずかずの小説にも登場。
モーツアルト、ゲーテ、ハイネなどもこの峠を越えた。
イタリアのボルツァーノに到着(ドロミテの入り口)
5. カレッツァ湖、ポルドイ峠、ファルツァレーゴ峠 |
7月31日 ホテル発9:00 いよいよドロミテ街道です。天気は快晴。
カレッツァ湖 |
ボルツァーノを出発して約1時間でカレッツァ湖(標高1530m)
周囲1kmの湖で散策路が整備されている。
湖の背景は、ラテマール山(標高2842m)
散策路
カナツェイ |
昼食の場所(カレッツァ湖から1時間)
カディナッチョ山(標高2339m)
ポルドイ峠/山頂 |
ポルドイ峠は標高2239m。
バス駐車場からロープウェーの乗り場へ向かう ロープウェー乗り場
65人乗りのロープウェーで5分で山頂へ
山頂駅 ポルドイ山頂(2950m)
ピッツ・ボエ(3150m)展望台から片道4時間
山頂展望台(少し雪も残る) GRAN Vernel(グランヴルネル)
マルモラーダ山(3342m)と氷河
サッソルンゴ(標高3181m)
ファルツァレーゴ峠/山頂 |
ポルドイ峠からバスで峠を下りまた登りして移動
ファルツァーレーゴ峠(標高2105m)へ到着
ファルツァーレーゴ峠から山頂(2752m)mまで
ロープウェーで移動。
このロープウェーは旧式でドアが上部に上がる
マルモラーダ山(3342m) チーマファニススッド(2980m)
絶壁に立つ
山頂のラガツォイ小屋(標高2752m)
6.ミズリーナ湖、トレチメハイキング、コルティナダンペッツォ |
8月1日 快晴 ドロミテのトレチメのハイキングがメイン
ミズリーナ湖 |
(1)午前のミズリーナ湖
トレチメへのハイキング途中に写真撮影
トレチメの2つが見える 子供の療養施設。背景の山はソーラピース
ミズリーナ湖に映るトレチメ
(2)午後のミズリーナ湖散策
ミズリーナ湖の湖畔を半周ハイキング
ミズリーナ湖のこちら側はレストランホテルが建って
いる。かっては何もなかったようです。
(3)丘の上からのミズリーナ湖
リフトで丘の上へあがり高いところからミズリーナ湖を鑑賞
お花畑がありました
ミズリーナ湖
トレチメ ハイキング |
トレチメのピッコロが3つ完全に見えるフォーレラヴァレード(標高2454m)までハイキング
アウロンソ小屋(標高2320m)をスタート 道はほぼ平らなです
途中には高山植物が咲いています 教会。かってはここに村があった。
戦争で村がなくなって教会のみ残った
トレチメを初めて登ったポールスローマンのレリーフ 手前からチーマオヴェストマ(2973m)
中央は、チーマグランデ(2997m)
右端はチーマピッコロ
ハイキング道路は混雑していました
ここから急な登りです
チーマピッコロが3山すべて見えます
左端から チーマピッコロ(2857m)
中央 プンタ デ フリーダ(2785m)
右端 チマピッコロリシマ
フォーレラヴァレード(2454m)です
12時までに出発点へ
高山植物が道端に咲いています
アルペンローズ
現地のハイキングガイドと
ミズリーナ湖が見える
コルティナダンペッツォ |
コルティナダンペッツォは、ドロミテの代表的な拠点です。
アンコーラホテル(宿泊)
メイン通りは歩行者専用
7. フランツヨーゼフヘーエ |
8月2日 イタリアのドロミテからオーストリアの
ザルツカンマーグートへ
途中オーストリア最高峰グローズグロックナー
が見えるフランツヨーゼフヘーエ展望台へ
イタリアとオーストリアの国境を越えてオーストリア領内を走る
ハイリゲンブルートの町の教会教会と
教会とグローズグロックナーを一緒に
撮影できる場所。しかし、肝心の山は雲の中
グローズグロックナー山岳道路を走りフランツヨーゼフヘーエ展望台へ到着
バス駐車場から展望台へはかなり歩く 途中マーモットがいた
パステルツァ氷河(長さ9Km)と展望台
展望台からグローズグロックナー(標高3798m)を望む
頂上は雲の中
展望台は標高2369m。たいへんな人出
氷河が溶けてできた湖
高山植物
8.ハルシュタット |
オーストリアのザルツカンマーグート。
そのザルツカンマーグートの中でも湖畔
が美しい町ハルシュタット
ハルシュタット
このような路地を抜けていく
天気が急変バスへ急ぐ
事件の起きる数分前の湖 突然、前方からガス(くもの中に入ったような)
が猛烈な速さで迫ってくる。
傘をさす余裕がないのですぐの民家の駐車場へ
入ると同時に大粒の雨、ヒョウ、突風。
湖は大波となった。 ヒョウで道路は白くなる
9. ザルツカンマーグート |
ハプスブルグ家ゆかりのバードイシュルに2泊。
8月3日
ツヴァイファーホルン展望台ハイキング |
バードイシュルからザンクトギルゲンヘバスで移動
ザンクトギルゲンのロープウェー乗り場からツヴァイファーホルンへ
そこから小雨の中、1時間30分のハイキング
ロープウェー乗り場 4人乗りロープウェー
雨の中ハイキング開始
展望台で小休止。行き先表示。
放牧の牛と
ザンクトギルゲン観光 |
ザンクトギルゲンはモーツアルトの母が生まれた町
銀行の壁面には昔の様子の絵 モーツアルト広場。演奏するモーツアルトの像
後ろの建物は市庁舎
モーツアルトの母が洗礼を受けた教会 モーツアルトの母が住んでいた家
モーツアルトの母の肖像画
ウォルフガング湖遊覧 |
ザンクトギルゲンの船着き場 この遊覧船で1時間の船旅
ザルツカンマーグートの景色 ザンクトウォルフガングに到着
岩塩:ザルツブルグの繁栄をもたらした 白馬亭:オペレッタの舞台(昼食レストラン)
登山電車でシャーフベルク展望台へ |
サウンド オブ ミュシックの舞台となった列車
遊園地の列車のようです。
蒸気機関車で動きます
ふもとの駅
列車は各家の庭先を通って登る
山際いっぱいで走る 対向列車とすれ違い
機関車に水の補給 対向列車が先に発車
シャーフベルクはガスの中(たいへん寒かった) すぐにレストランで暖かい飲み物を注文
展望台からガスの晴れ間をねらい下の風景を見る
たいへん風も強く寒いので長時間いるのはつらかった
下り電車の中から撮影
ウォルフガング湖
10. メルク修道院 |
8月4日 バードイシュルを7時30分に出発
出発直後にトラウェンキルヒェンにて写真タイム
朝日かがやく教会 教会
メルク修道院
10世紀バーベンベルク家のレオポルト1世がベネディクト派修道院
をここに建立。18世紀に改築されオーストリア・バロックの至宝といわ
れるほど華麗な姿になった。1770年マリー・アントワネットがフランス
のルイ16世のもとに嫁ぐ途中ここに一泊している。
バスの駐車場から階段を下り門を入ると右手が庭 こちらが庭園
門を抜けるそこは中庭
196mの廊下 廊下にはマリアテレジアの額
1000年前の持ち運び祭壇 196mの廊下
メルク修道院の模型(正面) 庭園は右端の建物の外にある
下の建物の中が公開されている
建物に囲まれているのが中庭
大理石の間(マリアテレジアなど要人訪問の際 大理石の間の天井画
に夕食会が催された)
正面の一般住宅 正面
2階から正面をバックに
約10万冊の本がある図書館 天井画
11. ドナウ川クルーズ |
メルク修道院の横をドナウ川が流れている
このクルーズはヴァッハウ渓谷を行く1時間強の船旅
下船はデルンシュタイン
メルクから乗船。メルク修道院が見える。徒歩での移動
シューンプルエン修道院。9世紀にはここに城があった アックバッハマルトク村
現在の城は17世紀のもの
アックシュタイン城。貴族が盗賊化して住んだ ワイン用のブドウ畑が続く
シュツピツ
シュツピツ近郊の後期ゴシック様式教会
リチャード獅子王が幽閉された砦 バロック教会(正面)
左端はデルンシュタイン修道院
12.ウイーン |
ウイーンのホテルはベルヴェデ−レ宮殿から徒歩5分のころだった
のでシュテファン寺院などの中心部へはトラムに乗車。
シュテファン寺院は工事中
シュテファン寺院の前
ホテルザッハーのコーヒー喫茶室
前回十数年前はここの席 ザッハータルト
8月5日は10時55分ホテル出発のため
徒歩で行けるベルヴェデーレ宮殿へ
10時から開場の美術館のチケットを並んで購入。
チケットはシニア料金有。少し安く入る
クリムトの「接吻」が目的。 これだけを探して10時55分のホテル出発に間に合わせた