2019年 京都の秋 |
1. スケジュール |
2019年11月20日~22日
月 | 日 | スケジュール | 宿泊 |
11 | 20 | 新横浜発8:19 のぞみ 京都着10:17 京都発(JR奈良線3分) 東福寺駅 乗り換え 東福寺駅発 (京阪電車 16分) 出町柳着 乗り換え 出町柳発 (叡山電鉄30分) きらら号 鞍馬着 徒歩 鞍馬寺 (貴船までの山道を徒歩120分) 貴船神社 ライトアップを鑑賞 貴船発 バス貴船口駅(叡山電鉄)出町柳 (京阪電車) 三条駅 京阪三条駅(市営地下鉄)四条駅 徒歩 |
アーバンホテル四条プレミアム |
11 | 21 |
四条烏丸発7:21 市営バス 高尾着 神護寺 西明寺 高山寺 昼食 高雄発 JRバス 御室東 徒歩 妙心寺駅 嵐電 嵐山駅 大河内山荘 嵐山駅 嵐電 四条大宮 徒歩 |
アーバンホテル四条プレミアム |
11 | 22 | 四条発 市営地下鉄 蹴上 徒歩 南禅寺 哲学の道 真如堂 金戒光明寺 京都御所 丸太町駅 市営地下鉄 京都駅 京都発17:35 のぞみ 新横浜着19:34 |
帰宅 |
【11月20日】
2. 鞍馬へ |
新横浜駅から新幹線の「のぞみ」で京都へ出発
京都駅には10:17 到着。大きな手荷物を京都駅からホテルまで運搬
してくれるデリバリーサービスに手荷物を預ける
まず、JR奈良線で東福寺まで行く(約3分乗車)
東福寺は通天橋で有名な紅葉の名所だが、今回は、ここで京阪電車に乗り換える。
出町柳まで約16分の旅。
出町柳はさすがに鞍馬、貴船、比叡山に向かう人で混雑。
電車は、2両編成で特別仕様の「きらら」号に乗車
「きらら」号は、車両の中央部の座席8人分が窓を向いている
これは、途中で260m続く紅葉のトンネルを鑑賞するため
(1)叡山電鉄の出町柳駅 |
「きらら」号の車内。結局、窓の外向きの椅子はゲット 出町柳駅。こちらはのホームは比叡山に向かう電車
できなくてボックス席をかろうじて確保
出町柳駅発11:20の電車。2両編成
市原駅。つぎの二ノ瀬駅の間に紅葉のトンネルがある
(2)紅葉のトンネル |
260mにわたって続く紅葉のトンネル。電車は徐行する
2017年の台風(関西国際空港の連絡橋に台風の風で流された船が衝突した)
で鞍馬近辺の木々が倒れたままになっていた。叡山電鉄も長期運休を余儀なくされた
そうです。
(3)叡山電鉄の鞍馬駅 |
鞍馬駅
新設された天狗の像 従来の天狗の像
3. 鞍馬寺 |
鞍馬寺は、796年毘沙門天と千手観音を祀る伽藍を建立、
平安末期には比叡山にも劣らぬ僧兵を抱えていた。
源義経は7歳で入山、16歳平泉に下った。
源義経は鞍馬山の広大な敷地で鍛錬した
(1) 山門 |
叡山電鉄の鞍馬駅から徒歩ですぐに鞍馬寺の山門到着
山門出発は12時30分
鞍馬寺経営のケーブルカーは40分待ちのため
20分かけてあるいて登る
(2) 由岐神社 |
由岐神社
外国人の人数が多い 坂道を行く
今度は階段
休憩所
この階段を登ると本殿の金堂
(3) 鞍馬寺 本殿金堂 |
山門から50分、13時20分に到着。時折にわか雨がある
(4) 奥の院への道 |
金堂の脇を通り奥の院に向かう
門をくぐると階段
階段と山道が続く
木の根道
(5) 奥の院 魔王殿 |
奥の院
貴船でお茶を飲んでいる時に、救急車1台と消防車5から6台が到着
貴船から奥の院に向けて15名ぐらいの消防隊員が登っていった。
奥の院付近で外国人が足の骨を折り動けないとのこと。
奥の院から貴船まではずっと下りで山道は狭いので大変だったと思う
(6) 貴船へ到着 |
貴船の鞍馬山への入山料徴収所がある
貴船川にかかる橋。鞍馬の山門から約2時間で到着
今回、鞍馬から貴船へのハイキングでは日本人は50%以下のように
感じた。中国人、韓国人もほとんどいなくて、東南アジア系の人が多かった
4. 貴船 |
貴船神社
夏は貴船川に川床がセットされ、そこで
食事ができる。川床料理の時は初夏だった
ので半そでで来たので寒くて半纏を借りた
(1) ライトアップの貴船 |
16時30分を過ぎると、貴船神社などにライトが灯される
まず、貴船神社の境内にかがり火が焚かれる
貴船神社の灯篭にも灯が燈される
幻想的な風景ですが人も多い
灯が燈された風景を写真に撮るために
大変な人です
(2) ライトアップの貴船の町並み |
貴船の町にも灯が燈される
川面にも灯が燈った
「べにや」のライトアップ
貴船から約2Kmで叡山電鉄の貴船口へ行けるが、
夜道は暗いのでバスに乗車(紅葉の季節は、最終バス16時30分以降も
臨時便が運航される)
(3) 叡山電鉄の貴船口駅 |
貴船口駅も大変な人。2両編成の電車なので積み残しも出る
駅ホーム脇の紅葉もライトアップされている
鞍馬始発の電車が入ってくる
(4) 叡山電鉄の紅葉のトンネル区間通過 |
二の瀬、市原間の紅葉のトンネルはライトアップされて、電車は徐行する
【11月21日】
5. 高雄 神護寺 |
神護寺は、平安京造営の最高責任者の和気清麻呂が
824年に都の北西の紅葉の名所に創建
真言仏教寺院で高野山の流れを汲み最澄、空海も
ここで一時修業した。
本尊は薬師如来像。標高924mの愛宕山の中腹にある
7時22分 四条烏丸始発の市営バスに乗車
京都駅発はJRバスで1時間2本あるが混雑
とのことで市営バスにした。こちらは空い
ていた。
終点の高尾には8時15分到着 神護寺にいくには一度山を下る
清滝川のかかる橋
清滝川にかかる高尾橋を渡る 今度は、神護寺参道を登る
かなりの坂道
桜門。9時開門と記載されているが
午前6時から開いているそうです
境内を金堂に向け歩く
金堂とそれに向かう石段
金堂
金堂の内部 本尊の薬師如来像
多宝塔に向かう
多宝塔
かわらけ投げの場所
大師堂
金堂と石段
(1) 茶店 |
神護寺を出て清滝川に下る途中の茶店
紅葉がきれいでつい立ち寄った
お汁粉は、さとう湯のようでした
代金は周りの景色のようです
6. 槙ノ尾 西明寺 |
西明寺は、真言宗のお寺。
天長年間(1824年~1834年)に弘法大師の高弟
智泉大徳が神護寺の別院として創建
1290年に神護寺より独立
清滝川沿いに10分ほど歩く 西明寺の裏手入り口に向かう坂を登る
西明寺に裏口から入る
西明寺の庭
西明寺本堂
西明寺の表門脇の紅葉(真っ赤)
西明寺の表門
西明寺の表門への階段
清滝川にかかる指月橋
7. 栂ノ尾 高山寺 |
高山寺
栂ノ尾に奈良時代末期(774年)に光仁天皇の勅願
により開かれれ「神願寺都賀尾坊」と称した。
高山寺の寺号は鎌倉時代(1206年)に明恵上人が
後鳥羽上皇からこの地を与えられ「日出先照高山之寺」
の勅願を賜ったことに由来。
現在、高山寺は、昨年(2018年)の台風8(関西空港の
連絡橋に船が衝突して空港が孤島になった)で境内の3/4が
大きな被害を受けた。倒れた境内の杉200本をヘリコプター
で運び出したそうです。
このため、うっそうとした境内が太陽の光で明るく
輝ていた。
高山寺への入口の道
善財童子
鳥獣戯画(コピー)
8. 瓦そばの昼食 |
周山街道を高雄のバス停に向かう
高雄バス停の少し手前にある瓦そば屋入口
レストランの席からの眺め
これが瓦そば(二人分)
ソバが焼いた瓦の上にのせている
これを温かい汁につけて食べる
瓦面のそばは熱で固くなっている(感想、通常のそばのほうがおいしい)
高雄のバス停からJRバスで市内に。
御室東で下車して嵐電の妙心寺駅まで歩き
嵐電で嵐山まで行く。
(高尾の観光が予定より早く終わり、天気もいいので
急遽変更した)
9. 嵐山 大河内山荘 |
嵐電の嵐山駅から徒歩10分ほどで大河内山荘に到着する
午前中の高尾と比べると嵐山は大都会で観光客も多く
歩道が人でいっぱいで車道にあふれている
大河内山荘は、昭和の時代劇映画の名優「大河内傅次郎(1898年~1962年)」
が昭和6年から30年の歳月をかけて創りあげた回遊式庭園
ここが山荘の入り口。 茶席。入園料にお茶も含まれて
すぐ近くにトロッコ駅があり大変な喧噪 いる
だが、この山荘は落ち着きがある
ここは紅葉している
庭園散策
大乗閣
小道は目線が常緑樹で遮られる
御堂
嵐山(借景にしている)
比叡山と京都市内
(1) 嵐山 竹林 |
大河内山荘を出るとそこは竹林で物凄い観光客です
狭い道の真ん中に三脚を立てて写真をとる人とマナーも
なにもないです
嵐電の嵐山駅の通り、歩行者天国でも
ないのに車道にはみ出して歩く人
【11月23日】
10. 南禅寺 |
本日は、市営地下鉄で蹴上まで行きそこから徒歩で移動
蹴上から南禅寺に向かう道路
南禅寺の入り口
南禅寺の山門
琵琶湖の水を引いた琵琶湖疎水のアーチ
疎水の水は現在も流れている
南禅寺正面玄関
11. 永観堂 |
南禅寺から永観堂に立ち寄った。
ここは紅葉の名所で大変な人出のため
入場はしないで外から写真撮影
(秋も何度も来ているため)
12. 哲学の道 |
永観堂から哲学の道に向かう 哲学の道にある「叶匠寿庵」でお茶
少し寒かったが、外で飲める
抹茶にした
ぜんざいなどは室内のため
13. 真如堂 |
哲学の道から真如堂まで歩く
真如堂は永観2年(984年)に開創した。
比叡山延暦寺を本山とする天台宗の寺
真如堂の入り口は複数ある(このため入園料はなし、本堂の拝観は有料)
坂道を登ると真如堂
真如堂は、本堂の裏側には紅葉の林があり、そこの紅葉は11月25日
以降で12月初旬まで見れるそうです。ライトアップも11月25日頃から
行うようでこれも無料で見れる
14. 金戒 光明寺 |
真如堂の隣にある金戒名光明寺を訪れた。
隣のお寺とはいえ歩くと15分程度かかる。
金戒光明寺はくろ谷にあり、幕末に
会津藩の松平容保の本陣があったところ。
幕末に祇園等にでかけるには遠かったのでは思う
本殿に入るが、撮影禁止のため映像なし これは、高貴な人のみが利用した門
本殿の奥ある庭
山門
金戒光明寺を出て、鴨川を超えて歩く
15. 京都御苑 |
京都御苑 奥が京都御所
5月の葵祭りの際はここが出発場所で
両脇に桟敷席が設置される
今回の京都の秋の旅は、天気にも恵まれ、紅葉も数多く見れた