2017年 湖東三山・永源寺・鶏足寺と琵琶湖一周の旅 |
1. スケジュール |
2017年11月24日~26日
月 | 日 | スケジュール | 宿泊 |
11 | 24 |
新横浜発9:16 こだま641号 米原着12:12 バス 鶏足寺 観光 バス 奥琵琶湖パークウェイ 展望台 バス メタセコイア並木 バス 近江高島駅発15:38 (湖西線) 滋賀駅着15:55 バス 琵琶湖大津館で夕食 バス 草津 |
草津第一ホテル |
11 | 25 |
ホテル発8:30 バス 延暦寺 参拝 ケーブルカー 坂本 日吉大社 参拝 旧竹林院 観光 バス 五個荘金堂の町並み バス 近江八幡 散策 夕食 バス 草津 |
草津第一ホテル |
11 | 26 |
ホテル発8:00 バス 永源寺 参拝 バス 百済寺 参拝 バス 西明寺 参拝 バス 金剛輪寺 参拝 バス 多賀大社 参拝 彦根城 玄宮園 バス 米原駅 米原発18:30 こだま678号 新横浜着21:28 |
帰宅 |
鶏足寺と湖東三山、近江八幡を訪れる旅を探したらこのツアーになった.
米原まで「こだま」での移動で時間ばかりかかりたいへんでした。
ところが、今回乗車した「こだま」の指定席は旅行客で満席で自由席も
混雑していました。また、ホテルもビジネスホテルでした
新横浜乗車(ツアーは東京出発)で米原駅に到着
【11月24日】
2. 鶏足寺 |
鶏足寺は、琵琶湖の北奥にあり、福井県はすぐそこになる。
このため、米原駅は天気が良かったが、鶏足寺まで来ると
冬の寒波の影響で天気は時雨模様で寒い。紅葉ももはや終盤
模様となった。
鶏足寺は、735年僧行基によって開基された。一度荒廃
するが799年最澄によって再興された。山岳仏教の聖地として
威容を誇った。中世には僧兵を擁するほどの大寺であったが、江戸
幕府の終焉とともに衰退した。現在は廃寺で地域住民の手で管理
されている。本尊は十一面観音立像。
ここは紅葉の名所のため、紅葉時期のみ大混雑する。
このため、駐車場は寺から次第に遠くなり、現在は
片道1250m歩く。民家の続く道や田んぼの中、山道
を約15分~20分歩く。
民家の中の道を歩く 茶畑の横も抜ける
ここは山道
鶏足寺に到着
紅葉の終わりに近づいている
本堂へと続く道
本堂からの眺め
山道をバス駐車場へ向けて帰る
田んぼの中を抜けると「世代閣、己高閣」 ここが森の中の世代閣・己高閣
の森に入る
やっと民家の向こうにバス駐車場
4. 奥琵琶湖パークウェイ |
ここは琵琶湖の一番北。北陸はすぐそこ
有名な銭ヶ岳の古戦場も近い
空は雪国の様相でどんよりしている
5. メタセコイアの並木 |
メタセコイアの並木が500本 2.4Km続く
ここが有名になったのは韓国ドラマ「冬のソナタ」
ででてくる景色が似ているとのこと
このあたりは日当たりも良く紅葉している
バス駐車場の近くは紅葉は遅れている
6. 湖西線乗車 |
湖西線に乗車。近江高島駅から志賀駅まで約20分程度
近江高島駅 なぜか童話のモニュメントが
金沢行のサンンダーバードが通過と同時に 湖西線は高い場所を通るので眺めがよい
乗車する普通電車が入線
志賀駅に15時55分到着
7. びわ湖大津館での夕食 |
1935年の建設の琵琶湖ホテルを改修して2002年に大津市
が再開した
もともと琵琶湖ホテルは外貨獲得を目的にして世界大恐慌後に
建てられたので、世界各国の有名人も宿泊した。
現在はレストラン、貸ホールなどで宿泊設備はない
ここが玄関 レストランホールで夕食
この建物は旧の歌舞伎座に酷似している
この建物の設計者は歌舞伎座の設計者と同じ
大津から草津の草津第一ホテルへ向かう
【11月25日】
8. 延暦寺 |
近江大橋を渡る
(大津市街を迂回して琵琶湖南岸を渡る) 比叡山の山頂に見える延暦寺
バス駐車場から根本中堂へ向かう 鐘楼
延暦寺
平安初期(767~822年)に最澄によって開かれた天台宗の本山。
延暦寺からは日本の天台宗の基礎を築いた円仁、浄土宗の開祖法然
浄土真宗の開祖親鸞、曹洞宗の開祖道元、日蓮宗の開祖日蓮などが
修行した。空海の初期はここで修行。
根本中堂は平成の大修理中
この中で法話を聞くが、グループ毎に法話を
行っていて会場はざわつきよく聞き取れなかった
文殊楼
門前の茶店でお茶と甘酒 大講堂
琵琶湖大橋が見える。この後ここを通る
ケーブルカーで坂本に下る(全長2025m) ケーブルカーの坂本乗り場
歩いて日吉大社に向かう
9. 日吉大社 |
日吉大社
全国にある日吉、日枝、山王神社の総本山
平安京からは鬼門の方向のため方除け、厄除けとされている
神猿という猿が神の使い
かまどの神などいろいろな神の社がある
神輿が展示されている
10. 旧竹林院 |
旧竹林院
延暦寺の里坊の1つ。面積は3300㎡。回遊式庭園
建物の二階
11. 五個荘金堂の町並み |
近江商人のゆかり地の町並み
琵琶湖大橋を渡る 掘割にはコイ
近江商人の屋敷
ここの喫茶店でお茶を飲み休憩
12. 近江八幡 |
豊臣秀次が築いた城下町を基礎として
近世は商業都市として発展。
いわゆる近江商人発祥の地
近江商人の家は見越しの松(主人の帰りを待つ ウダツも上がっている
が松にかかる)
西川家(西川ふとん店)
時代劇のロケにもよく使われる
和菓子の「たねや」の本店
店内で食べれる
たねやクラブハリエ 白雲館
夕食の「鰻屋」
夕食後、バスで名神高速道路を使い、草津の
草津第一ホテルへ向かう(連泊)
【11月26日】
13. 永源寺 |
永源寺
1361年に近江の領主佐々木氏頼がこの地に伽藍を建てて
禅僧の寂室元光を迎えて永源寺とした。
バス駐車場から音無し川の橋を渡り
永源寺に向かう
十六羅漢像
総門
山門
本堂
本堂の内部
帰り道の山門前
眼鏡地蔵(この寺の住職で事故に合わないとか)
14. 百済寺(ヒャクサイジ)【湖東三山の1つ】 |
百済寺(ヒャクサイジ)
推古天皇の時代(606年)に聖徳太子の御願により
百済人のために創建された
百済寺の境内
赤門
桜(この桜は10月上旬から開花する)
庭園
弥勒半跏石像
仁王門
仁王像 裸足で立っている
本堂
百済寺の美を絶賛した人々を掲示
①鎌倉:藤原定家「名月記」
②中世:飛鳥井雅親
③安土・桃山:ルイス・フロイス(宣教師)
④江戸:春日の局 本堂寄進、参拝者
⑤昭和:白州正子、小林秀雄、岡部伊都子「古寺巡礼」
⑥平成:五木寛之「百寺巡礼」
白州信哉「古都逍遥」
本堂の十一面観音菩薩像 鐘楼
大変余韻がきれいな鐘を撞く
長寿桜。2期咲きの桜。10月中旬から開花。
15. 西明寺 【湖東三山の1つ】 |
西明寺
834年に創建。信長の比叡山の焼き討ち直後に
西明寺も焼き討ちにあったが。境内の塔頭に自ら
火を放ちあたかも西明寺が燃えているように見せた
これにより本堂などの消失を免れた
西明寺境内図
西明寺 山道を登る
かって塔頭があった場所には緑のコケ
石垣の両脇には塔頭があったそうです
蓬莱庭の入り口
本堂 三重の塔
三重の塔 二天門
十一面観音像
不断桜(10月中旬から開花する)
これが西明寺の入り口
16. 金剛輪寺 【湖東三山の1つ】 |
金剛輪寺
奈良時代に僧行基が開祖で737年もしくは741年
に創建された。
湖東三山は山肌に沿って作られているので
本堂までの階段が大変。そこでツアー客は
行き(登り)は本堂近くまでバスでのぼる。
バスを二天門近くで降りて二天門に向かう 本堂
階段の両脇には風車を抱いた地蔵が並ぶ
血染めの紅葉
三重の塔
血染めの紅葉
桜。紅葉と一緒に楽しめる
二天門
帰りは黒門まで歩いて下る 2000体を超えるお地蔵さんと風車がある
名勝庭園
黒門。入口
17. 多賀大社 |
滋賀の第一大社。「古事記」ではここの二柱の大神が日本国土と
天照大神をはじめ八百万の神々を産んだ
多賀大社に入る
多賀大社
18. 彦根城と玄宮園 |
江戸時代初期に井伊氏が構築した
城壁と堀 敵の攻め込みを防ぐために一回り
して上部の通路から場内に入る
城門 階段は左が低く傾ている
歩きにくくしている
彦根城
彦根のゆるキャラと 琵琶湖が見える
天守閣への登頂は大変な混雑で
大渋滞。1時間以上かかった
■ 玄宮園
天守閣を降りて、庭園までは10分程度かかる
天守閣の見学が17:30までで、庭は17時まで
玄宮園の閉園まで20分程度となったので急いで見学
ここにも、水戸から移した桜がが咲いて
いた。(10月中旬から開花の2期咲き)
彦根からバスで15分程度で米原駅。
米原駅から新幹線のこだまで帰途につく