アイルランド周遊の旅




                                                 

 

1.スケジュール

 出発: 2016年6月23日~7月4日

 

月日 スケジュール 宿泊ホテル
6月23日 成田発11:00 AY074 ヘルシンキ着15:20 ヘルシンキ発16:15 AY0931 
ダブリン着17:30 バス  ダブリンのホテルへ
CLARION LIEF
VALLEY
6月24日 ホテル発8:00 92Km  グレンダーロッホ着9:40 観光 グレンダーロッホ発10:50 11.5Km
 キルケニー着12:50 (昼食) キルケニー観光(聖キャニス教会、キルケニー城) バス
 26Km イニスショジ着16:40 八連アーチ石橋 イニスショジ発17:00 キルケニー着18:00
RIVER COURT
6月25日 ホテル発9:00 203Km キラーニー着12:35 (昼食) バス ギャップオブダンロー渓谷
 馬車乗り場発13:30  馬車で観光  馬車乗り場着15:15 (バス)ロス城観光
 (バス) マクロスハウス観光 (バス) キラーニーホテル着17:15      
DROMHALL
6月26日 ホテル発8:00 リングオブケリー周遊道路ドライブ ポートマギー港着9:30
 スケリッグ諸島クルーズへ出港10:00     ポートマギー港着12:30
 (昼食)シーフードチャウダー  ウォーターヴィー確認 (バス) 貴婦人の眺めで写真撮影
 キラーニー着17:15 夕食は市内レストラン
DROMHALL
6月27日 ホテル発8:45 92Km アデア村着10:10 アデア村散策 (バス) アデア村レストラン着11:35
アデア村発12:30 52Km モハーの断崖着14:15 モハーの断崖観光 発車15:55
 35Km バレン高原着16:30 巨人のテーブル バレン高原発16:50 79Km
 ゴールウェイのホテル到着18:50
CONNEMARA 
 COAST
6月28日 ホテル発9:00 Rossaveal港着9:35 フェリー出港10:00  イニシュモア島着11:00
 土産物店で雨宿り レストラン着12:00 昼食 レストラン発13:00 (バス) 聖キロナン修道院
 (バス) ドン エンガス着13:40 ドン エンガス遺跡巡り  集合の遺跡入口15:15発 (バス)
 セブン教会観光 (バス) キロナン港 キロナン港発16:30 フェリー 
 Rossaveal港着17:30 (バス) ホテル到着18:10
CONNEMARA 
 COAST
6月29日 ホテル発8:30 52Km ゴング村のアッシュフォード城着9:30 アッシュフォード城の庭園散策後
 (バス) ゴング村着10:00  散策  アッシュフォード村出発10:20 スライゴー着12:20
 イエーツ像を写真撮影 (バス) ドラムクリフ教会着12:40 イエーツの墓地 (バス)
 昼食レストラン着13:20 昼食 出発14:30 138Km 
 ロンドンデリー着16:10(
英国領北アイルランド) 城壁散歩 ギルドホール 115Km
 ベルファスト着19:15(英国領
北アイルランドの首都)  
RAMADA PLAZA
BELFAST
6月30日 ホテル発8:00 100Km ジャイアンツコーズウェイ着10:00 ジャイアンツコ-ズウェイ観光
ジャイアンツコーズウェイ発11:45 オールドブッシュミルズ蒸留所着11:55 昼食 工場見学
 試飲 オールドブッシュミルズ発14:00  90Km ベルファスト着15:40  
 市内観光(タイタニック号記念館、大聖堂、シティーホール) 市内のパブで夕食
RAMADA PLAZA
BELFAST
7月1日 ホテル発8:45 61Km アーマー着9:50 2つの大聖堂(カトリックとプロテスタント)
出発10:50 60Km 昼食レストラン着11:40 昼食 29Km モナスターボイアス着13:15
ケルト遺跡  タラの丘着14:20 散策 出発15:40 56Km ダブリンのホテル着16:40
ホテル発18:30 (バス) アイリッシュダンスデナーショー  ホテル着22:30    
RADISSON BLU
ST HELEN’S
7月2日 ホテル発9:00 ダブリン市内観光 トリニティーカレッジ 国立博物館 見学 午後フリー
 チェスター・ビーティー(図書館) 見学
RADISSON BLU
ST HELEN’S
7月3日 ホテル発6:10 ダブリン空港へ 空港着6:30 ダブリン発9:15 AY930(飛行時間3時間)
 ヘルシンキ着14:15(時差2時間)  ヘルシンキ発17:15 AY073(飛行時間9時間40分)
機内
7月4日 成田着 8:55
帰国


 アイルランドについて
       アイルランドは、イギリスの西に海を隔てている
    北側は、イギリスの北アイルランド州。

             
  ■アイルランドと北アイルランド
  1.アイルランド
  (1)首都 ダブリン
  (2)面積 北海道とほぼ同じ
  (3)人口 約459万人
  (4)言語 アイルランド語(ゲール語)と英語
  (5)宗教 約87%がカトリック

  2.北アイルランド(英国)
  (1)英国の1つの州。首都はベルファスト
  (2)面積 1.3万k㎡
  (3)人口 180万人
  (4)言語 アイルランド語、英語
  (5)宗教 プロテスタント42%、カトリック48% 
  
  ■アイルランドの歴史概略
  アイルランド島に人類が居住したのは紀元前7500年頃の旧石器時代。
  ゲール語(ケルト語)を話し、多神教を信奉していた。
  1世紀頃からローマによりキリスト教が伝来した。キリスト教は多神教
  と融合する形で広まっていった。
  アイルランドでは、都市国家(小さな集落)が乱立し統一国家の樹立がで
  きなかった。12世紀ノルマン人が侵入してきたが、小さな国家が乱立状態
  のため、組織的な反攻が実現できず、結局ノルマン人の統治となる。
   16世紀以降は、人口も10倍以上あり、強大な国家の英国の統治となる。
  英国と統治となると、アイルランドで収穫された小麦はすべて英国に没収され
  アイルランド人はジャガイモを主食としていた。しかし、1845年~1849年に
  ジャガイモに病気が発生し、ジャガイモ栽培が壊滅的な打撃を受け不作となる。
  アイルランド人は食料がなくなり、当時新天地であったアメリカ大陸に移住した。
   アメリカに住むアイルランド系移民は、現在では3500万人に達している
  1949年独立を宣言した。英連邦からも離脱した。

 

    今回は、ダブリンを振り出しに、時計回りにアイルランド島を一周しました。
  6月23日から7月4日という真夏の時期でしたが、最高気温は17度前後
  で、朝夕はライトダウンを着ていました。雨が降り冷え込むとバスの暖房
  を入れてもらいました。
   気候は、晴れ、曇り、雨が1日に何回も訪れます。そのため傘を手離すこと
  ができまませんでした。少々の雨ですと、歩道で傘もささず立ち話をして
  います。(歩道は家屋に沿っていますので、少し移動すると軒下があります)
   6月23日は英国がEUから離脱可否の国民投票の日で、英国のEU離脱
  はアイルランド、北アイルランドに影響が大きかったようです。
  今回のツアーの運転手はアイルランド人ですが、イングランドでの労働ビザ
  をとっているそうです。英国がEU離脱になるとその扱いがどうなるかと
  心配されていました。北アイルランドでは、祖父、祖母がアイルランド人
  だとアイルランド国籍を取得できるそうで、英国のEU離脱が決まると
  アイルランド国籍申請に1日4000人近くが詰めかけているそうです。

 【6月23日】
1. 成田からヘルシンキ経由ダブリンへ.

 成田を11時に離陸、約10時間20分のフライトで   ヘルシンキでは乗り換え1時間で入国審査
 ヘルシンキに15時20分到着・時差6時間       を受けてダブリン行へ。ダブリン行のゲート

            

  ダブリン行は小型飛行機。2列、2列シート。
 飛行時間は3時間10分、時差2時間。
 この飛行機は満席。国際線だが、水、コヒー以外
 はすべて有料。                    ダブリン。飛行機は降下中

           
 


  ダブリン空港。17時25分到着           空港ロビー
           

  19時前にダブリン市内のホテルに到着
  

【6月24日】

 2. グレンダーロッホ


   ダブリンのホテル                 野生のキジ?  
          

  ダブリン市向けの浄水場              広大な草原が続く、ダブリンから52Km走る
         

       グレンダーロッホは、アイルランドにおける初期の
       キリスト教の教会があることで有名

          セントパトリックがアイルランドにキリスト教を布教した1世紀後の
       6世紀に人里離れたこの地にヨーロッパ中から修行僧が集まり修行した

  
  グレンダーロッホの入り口            ミュージシャン
          

  聖ケヴィンの墓                  グランドタワー(高さ33m)
 ラテン十字とケルト十字を環で囲むケルト十字     120年生きた聖ケヴィンが没する
 が見られる                     620年まで修行の場であった
                           グランドタワーはバイキングの襲来時に
                           略奪の標的となった

             
 
  大聖堂跡(屋根が崩れている)             大聖堂の内部。7世紀に構築
                             12~13世紀に改築

            

  セントケヴィン教会(聖ケヴィンがここで瞑想)     入り口のドアは閉まっている
            

  森の中にひっそりとたたずむセントカヴィン教会とグランドタワー
         

  ミニハイキングでアッパーレイクに向かう
  アッパーレイク                  これがアッパ-レイク

          

   アッパーレイクへの道で、妖精の国を思わせる場所
         

   アッパーレイクへの道
          

   アッパーレイクへの出発点             アメージンググレイスをセントキャヴィン教会
                           の中で歌っていた。(入り口は開けられていた)

          


          

 3. キルケニー


   昼食レストラン

       

 (1)聖カニス教会


 キルケニーの町の語源は、聖カニス教会を表わすゲール語。
 現在の大聖堂は13世紀の建物だが、ここにはそれ以前にも
 教会があった。ラウンドタワーは、11世紀のもの

  聖カニス教会は高台にある。その入り口       建物は13世紀の建てられたゴシック建築
                           ランドタワーは11世紀の建設  

          


            

  ハイクロス
        

  教会の入り口
  

  (2)キルケニー城


  
  12世紀にオーモンド公爵バトラー家の居城として建築
  17世紀と19世紀に改築され現在の姿になった

  

 食堂
         

 タペストリー
         
  
  バトラー家の肖像画を飾っている部屋
          

  バトラー夫妻
   

  キルケニー城からノア川を挟んで見えるのは    キルケニー城の庭園
 本日に宿泊ホテル

            


        

  (3)インスショジ


  キルケニーから約30Km離れたインスショジの村へ向かう

  川にかかる8連(10連ある?)のアーチが美しい
       

 しかし、インスショジは雨になった 
           

  小さな村で誰一人いない             村の広場。教会がある
        

  教会の中に入る                 ステンドグラスが美しい
        

  キルケニー城の対岸のホテル入り口        ギネスビール
        

 【6月25日】

 4. キラーニー



  

 (1)キルケニー散策


  キルケニーの出発が9時と遅かったので、ホテルの近くを散策
 
  ホテル入り口

   

 ノア川に架かる橋。左に行くとキルケニー城の入り口    ホテルのレストラン(屋外の席)
             

 キルケニーのメインストリート。昼間は大渋滞
           

   真夏ですが寒いのでジャンバー着用
           


           


    

  

  (2)キラーニー


 キルケニーから203Km 約3時間30分 バスで走る

           


   キラーニーの町のレストランで昼食
    

  (3)ギャップオブダンロー渓谷


    ギャップオブダンロー 渓谷 マーカーで線を引いた部分を馬車で観光
    


    馬車で観光するが、当初添乗員からは6人乗りの馬車
   を4人で利用するのでゆったりとできるとのことであったが
   実際に乗った馬車は4人乗りで御者が座るので実質3人しか
   乗れなかった。また手すりもなく、上り坂では後ろに下がるが
   側壁をしっかりつかんでいないと振り落とされそうになる。
   後部の乗降口は閉じていないため。

  馬車3台に分乗してスタートした。   13時30分スタート

          

    ブラックレイク
         


          

           

   青い山
           

    20分程馬車で走り、一旦馬車を降りる
   御者の人                   Serpent Lake

         

   しばらく歩いて渓谷美と草花を鑑賞
          


           


        


             


            


     

    再度馬車で乗降場まで戻る             ここが馬車の乗降場
           


 (4)ロス城


 ロス城は15世紀にオドノゲー家が建築。1652年クロムウエル軍によって
 攻略された。城の上部のギザギザは、整然と積まれた石で形作られている


       

 (5)マクロスハウス


 1843年に建てれた元私邸。1861年にビクトリア女王が訪問時に宿泊した
           

    広い庭                      独特の植栽のバラ
           


 【6月26日】

 5.  スケリッグ諸島

 ホテルを8時に出発し リングオブケリー周遊道路をドライブ
 

  あいにく天候で対岸半島も見えず、写真ストップもなくポートマギー港に向かう

        

  キラーニーから赤い線に沿って行は半島の上部をポートマギー港へ向かう
 帰りは半島の下部をキラーニーに帰る

                 


  午前9時30分天候が悪いため予定より早く       スケリッグ諸島へのクルーズ船の受け付け
 ポートマギー港に到着

                 

   小型漁船に乗り込む
                  

  船内は10名程度で満席                 スケリッグ諸島へ航海図
            

  船の出港は午前10時
          


   

   2隻でスケリッグ諸島に向かう
          

 ■ スケリッグ諸島に西暦588年、標高288mの島の山頂にケルト人が修道院を建立
   修道院は1044年まで聖ミカエルを祀っていたがその100年後誰も住まなくなった
  

   港を出港して45分スケリッグ諸島に到着。波が高く、小舟のため
  船は大きく揺れた

  カツオ鳥の繁殖地

           

   この島に修道院がある。許可を受けたハイキングツアーの
  人たちが上陸して修道院を目指している。船は帰りを待っている

        

  山の頂上にあるのが修道院。現在は無人
  

   カツオ鳥とパヒンも波間にいる
        

   12時35分ポートマギー港に到着         港のあるレストランで昼食
  波が高かったので船酔いして大変でした       シーフードチャウダーがおいしかった

          


         

   昼食後キラーニーに戻る。帰りは半島の下部を通る


 (1)Water villeの町


 チャプリンがこの地を気に入り何度も逗留したとのこと
        

 

 (2)Sneemの町


 トイレ休憩で立ち寄った場所            プロテスタントの教会            

       

  石灰岩の岩を削って流れる川
   

 

(3)貴婦人の眺め(絶景ポイント)


  アッパーレイクとミドルレイク
           

   ロウアーレイクも見える
   左の山の向こうは昨日の馬車で観光した場所
          

                            ワタスゲのような花
          



         

 (4)キラーニーの街


   ホテルから徒歩10数分でキラーニーの街の中心に行けるが
  今回は町中で夕食のためバスでそのまま町中まで行った

        

   雨が多い国なので少しの雨では傘をささない
          


          

    夕食のパブレストラン               サッカーのヨーロッパ選手権が開催されておて
                            アイルランドが活躍していたのでTV観戦が
                            多数いた。

           

     キラーニーに2泊したホテル
     


 【6月27日】

 6.  アデア村


  キラーニーの大聖堂
 

 キラーニーのホテルを8時45分に出発、92Kmバスで走りアデア村に10時10分到着 


  アデア村のホリートリニティアベイ教会(カトリック)15世紀の建築
         

  教会内部のステドグラス
          

  1976年の「かわいい村」コンテストで優勝。茅葺屋根の家
 茅葺屋根の家が5~6軒あり、すべて、お土産屋かレストラン。
 幹線道路沿いにあり、反対側は大型トラックも多数走っている 

             


                    


             

  アデア村のホテルのレストランで昼食
  

  

 7.  モハーの断崖


 アデア村から82Kmバスで走るとモハーの断崖 

     

 アイルランド島の西側、大西洋に臨む高さ120mの断崖が「モハーの断崖」
 アイルランド島は東側に高く西に低い。
 東側は土壌も分厚くあるため高い木やや森林もあるが、西側は、石灰岩も多く
 土は強風で飛ばされ、草などしか育たない
 
  

 19世紀の初めに領主のオブライアンが訪れる
 人を楽しませるために建てた石の塔(登頂は有料)

       


  

  オブライアンの塔の上から
       


          


          


   

         

                           左の丘の中にあるのがビジターセンター
                          これから右の方の断崖に向け歩く

         


         

  こちらの断崖は、コンクリートの防護壁の内側に歩道があるが
                          防護壁を超えて崖のきわを歩くこともできる
                          あくまでも自己責任

        

   さっき登ったオブライアンの塔
         

   


          

   たくさんの人が歩いています
          

 8.  バレン高原

 モハー断崖から30Kmばすで30分でバレン高原の「巨人のテーブル」に到着
 バレン高原は巨大なカルスト大地。石灰岩が覆い、土がほとんどない
 このため、草花がところどころにある程度
 英国のクロムエウルがこの地に来て、「バレンには人をつるす木もなく、おぼれさせる水もなく、
  生き埋めにする土もない」と途方に暮れてもらしたといわれている

 ■巨人のテーブル

  巨人のテーブルをめざして歩く                岩陰に可憐な花

           

    巨人のテーブル
    カルスト台地にある紀元前3800年~3200年の遺跡
   古代人の墓ではないかと言われている

          


          


           

     バレン高原は丘の上まで石灰岩で覆いつくされて灰色に見える
           

    ■ゴールウェイ湾
    本日のホテルは湾の対岸にある 

             

     ゴールウェイのホテル                部屋からゴールウェイ湾が望める
            

 【6月28日】

 9.  イニシュモア島


 ホテルを9:00に出発し、イニシュモア島行のフェリー発着の
 
Rossaveal港に向かう

  途中にあった古民家

   

 

 (1)Rossaveal港からイニシュモア島へ


 Rossaveal港には9時35分到着、10時発のフェリーの乗船開始を待つ
 フェリーの乗船開始               フェリーに向かう
                     
       

   乗船
             


   

  早く乗り込んだので客室はまばら          10時の出港間際に観光客が多数乗船、満席になった
         

 

 (2)イニシュモア島到着


  イニシュモア島はアイルランド島の西側、ゴールウェイ湾に浮かぶ
 アラン諸島の中での最大の島。アラン諸島の島々は石灰岩の岩盤で
 できた島。このためほとんど土がない上、強風で土が飛ばされる。
  これを防ぐために、石で畑を囲む。また、岩盤を槌で砕き
 海藻と粘土を敷き詰めて土を作ることから始めた。
  主要産業はジャガイモなどの農業と漁業。男性が漁に出るとき
 各家庭毎に編み方が独特のセーターを着ていた。遭難した際に
 身元を判定しやすくするためだったそうです。
  現在は、アランセーターの名前で土産物店で販売している
 


  11時にイシュモア島のキロナン港に到着
  土砂降りの雨の歓迎を受ける            乗船していたフェリー

          

   下船して、屋根のある待合所で雨宿り         雨が小降りになったので港の対岸の
                            アランセーターマーケットまで移動

             


    雨の中を移動
       

   港の対岸から乗船してきた船を望む          アランセーターマーケット
            

 

 (3)ホテルのレストランで昼食


 ミニバスがやっとアランセーターマーケットに到着
 丘の上のホテルまで移動               昼食はシーフードチャウダーなど
      
          

  昼食後には青空が見えてきた
  

 

 (3)聖キロナン修道院


  聖キロナン修道院は、中世に建てられた長方形の教会。
 アイルランド人の聖人の一人、聖キロナンがここで修行し、繁栄したので
 この名前がついた。教会には小さい穴があり、伝説ではその穴に治癒力があった
 そうです


  ミニバスを降りて小道を少し登る        これが聖キロナ修道院。屋根はもう壊れてない
          

  雑草の中かきわけて教会の中に入る
             


                             修道院の周りには石積で囲われた畑の跡
            


         

   修道院のある浜辺。浜辺も石だらけ
         

                          島の道はは狭いので馬車で島内観光している人もいる
           

 

 (4)ドン・エンガス

    大西洋を望む断崖を4重の石垣が半円形に囲んだ
  遺跡で約3500年前のものと考えられている

  入場券のチェックを受け、ビジターセンタを     目指すは丘の上にこんもりと盛りあって
 出発する。                    見えるところ

         

   歩く道はなだらかなカーブを描いて登っていく
          

    草花が咲いている                石積みで区画されている
         

   大西洋の荒波が打ち寄せている          遺跡の第一の石垣
          

                           第一の石垣を通ると次の石垣まではかなり
                           広い空間がある

          

 遺跡の心臓部へ入るための               王のための儀式か宗教的なものに使用されたのか
                           その目的は不明

         

  転落防止のため、腹ばいで崖下を撮影
 断崖の高さは100mを超える

           


          

   大西洋の荒波
          

                           石垣の内部
         


          


                           帰りも同じ道を帰る
          


          

                            ビジターセンタを通り、バス待ちの場所
                           喫茶店、土産物屋がある

         


         

 

 (5)7つの教会


 7つの教会と言われているが、実際に残っているのは2つ

  教会                        15世紀の修道院
          
  
  独特の十字架
            

  ここの墓地には新しい墓ものある。           ケルト十字もある   
            

 

  (6)イニシュモア島から帰る


   帰りの道で野生のアザラシ発見           キロナン港。16時30分発のフェリーで帰る
          

 Rossaveal港に17時30分到着
  

 【6月29日】 

 10.  ゴング村

     

(1) アッシュフォード城の庭園


 アッシュフォード城は1228年築城された。その後何回も増築・改築をされ
 現在は、高級ホテルとして使用されている



 アッシュフォード城のゲート。予約確認など      ゲートを抜けるとゴルフコースがあり
 ガードマンがいてゲート通過は厳重          ゴルフコースを抜けて初めてバス駐車場

         

 駐車場からアッシュフォード城の前を通り       川幅が20m近い川が流れている
 裏庭に回る

          

  橋の上からアッシュフォード城
  


  アッシュフォード城(ホテル)             フォードのクラシクカー
          

  鷹のモチーフ。鷹狩が行われるそうです      お城の裏側の庭です

       


 

  庭はそのまま湖に面しています
    

 (2) ゴング村


 教会あと。西暦623年ごろまでさかのぼる       教会の入り口
         
      
  教会の中にハイクロスの十字架
   
 
  教会と道路を挟んで修道院跡がある         ここにもハイクロス

         


        

 
  静かなる男の像
  1952年公開の映画でジョンウェンとモリーオハラ主演。
  アイルランド系アメリカ人の青年ショーン(ジョンウェン)「強いボクサーでもあった」は
  生まれ故郷の小さな村を訪れ居を構える。ショーンは、村の人気者になり、隣家の村娘
  メアリー(モーリン・オハラ)と結婚。このときメアリの兄(粗暴で皮肉れ者)はショーンに
  恥をかかせるため、メアリーに持参金を持たせなかった(アイルランドの風習では恥であった)
  このことにショーンは気にもとめなかったが、アイルランド気質に外れた夫を愛しながらも
  周りの蔑視に抵抗しない夫にいたたまれなく新居を出た。このため、ついにショーンと兄は
  村人たちに囲まれたなかで殴り合いをし、最後は仲直りして黒ビールで乾杯というがあらすじ

     


 静かなる男のロケ地がここゴング村
          

 11. スライゴー


  アイルランドの詩人でノーベル賞受賞者

(1)スライゴーの町中のイエーツ像


 スライゴーの街中                 イエーツ像 
        

 (2) イエーツの墓


  スライゴー郊外のドリムクリフの丘         聖コンロンバ教会
 にあるイエーツの墓    

          

   教会の内部                   ベン・ブルベン山(イエーツが愛した山)
           

 (3)スライゴー近郊で昼食


 スライゴーの街からはずれ海岸線を走る
           

  海辺のレストラン
 シーフードの昼食かと期待したが豚肉料理       英国の皇太子、チャールズ夫妻も
 アイルランドでのシーフド料理は少ない        このレストランを訪れていた。写真が貼られていた

           


  

  12. ロンドンデリー


  スライゴーのレスランを出発して約2時間。国境を越えて
 北アイルランド(英国)に入ってきた。


 英国国旗がかかげられている。お金もユーロから
 ポンドに変わる。ここはEU離脱の国民投票の
 痕跡が生々しい                   この川が国境

          

 

 (1)城壁散歩


 ロンドンデリーの城壁は歩くことができる。1周すると30分ぐらいだそうです
 城壁の中はプロテスタントが住み、城壁の外にカトリック教徒がとすみわけている
  1972年1月30日 デモ行進中の市民27名がイギリス陸軍落下傘連隊に銃撃され
 14名死亡、13名負傷する事件があり、【血の日曜日事件】と言われている

 城壁の上は、広い場所もある            ここは狭い
        


        

  城壁内部はプロテスタント            聖コラムズ教会、17世紀に建築、プロテスタント教会
         

   大砲。城壁の外、カトリック教徒に向けられている
           
 
           

 アイルランド人が強制的に住まわせられている    血の日曜日事件を悼む壁画。右の写真にもある
        


      

 プロテスタンの教会                ダイヤモンドと言われる城壁内の中心広場            
      

 城壁を降りてギルド会館に向かう
      

 

  (2) ギルド会館


 ギルド会館   
  

   ギルド会館内のステンドグラス
       


        


 

  ギルド会館近くを散策             城壁から外に向かっている大砲
      

  城壁の下 
        

  北アイルランドの首都、ベルファストのホテル
  

 【6月30日】 


  12. ジャイアンツコーズウェイ


 
 ベルファストのホテルから1時間30分
 ブッシュミルズの街
 

         


  ジャイアンツコーズウェイのビジターセンタから
 シャトルバスで景勝の中心まで行く

  

  後ろのバスがシャトルバス              シャトルバス折り返し点
         

  ここから先は歩き               「巨人の門」をとおり先へ
        

  「オルガン」
         

  この道を歩き、オルガン岩を超えて岬近くまで   巨人のブーツ
        

                          オルガン岩       
        


         

  スタート地点が小さく見える
  

 こちらが岬                   巨人の門、オルガン、バス折り返し点
       

  集合時間に間に合わないのでここで引き返す
        


        

  雨の中のハイキング               バス折り返し点のオルガンの場所まで帰る
        


         

                            6角柱の岩がニョキニョキ
         


         


         


  

                          海岸沿いをビシターセンタまで帰る
        

   この遊歩道は来る人、帰る人で混雑していました
  

 

  (1) オールドブッシュミルズ蒸留所

 
 アイルランド製モルトウィスキーの故郷。
 世界最古の公認ウィスキー蒸留所で1608年に
 この地に造られた


 世界最古のウイスキー蒸留所。 
        

 1608年から作られていることを示す樽        奥がレストランで手前がウイスキー試飲場所

       

 工場見学終了                    工場見学の説明をしてくれた大学生
         


       

 13. ベルファスト市内観光



  (1) タイタニック号記念館


   H&Wのクレーンのすぐ横に作られたタイタニック号記念館
  H&Wの造船所で姉妹船を含めて3隻建造された


   これが巨大な記念館               土産物と映画の船首で主演二人が身を乗り出す
                          シーンに合わせて記念写真をできる

         

   建物の上に見える黄色いクレーンがH&W
  のドックのもの

  

(2) セントアン大聖堂


 プロテスタントの大聖堂 ロマネスク様式の建物     尖塔はなく、ハイクロスの十字架 
           


 

 (3) シティホール


 1906年建築のルネッサンス調の建物           中央のドームの高さは53m
 建物の目にはビクトリア女王の像

          

 結婚式を挙げた新婚さんが記念撮影
          

 

 (4) ベルファストの目抜き通り



  
   現在真夏だけれど、いろいろな服装の人がいる
          


          

   通りの先にはアルバート時計台           本日の夕食はこのパブ。2階はレストラン
                            1階はパブ専門

           

 【7月1日】 

 13. アーマー


 アーマーは1つの小さい町に2つの大聖堂がある
 アーマーには小さなコンビニが1つ。カフェが1軒のみ


 北アイルランドで最後の訪問地アーマー        カトリックの大聖堂。聖パトリック大聖堂
                           西暦455年にに聖パトリックが建築
                           現在のものは13世紀以降に改築したもの

           

  聖パトリック大聖堂の内部
           


  

 向こうの丘の上のあるのがプロテスタントの大聖堂    プロテスタントの大聖堂 
            


          

 カトリックの大聖堂が見える
   

 14. モナスターボイス



 アーマーから82Km約1時間30分かかる        道路標識もXXマイルからXXKmに変わる
 高速道を走行している間に北アイルランドから     北アイルランドでは英国がEU離脱決定で
 アイルランドに国境を超えた。            祖父母がアイルランド人であればアイルランド
                           国籍を取得できるそうで離脱決定から1日
                            4000人以上がアイルラン国籍申請に殺到している

           

   アイルランドのレストランで昼食
    

  今回、アイルランドと北アイルランドの両方を訪れたが、アイルランドの住宅はきれいに
     手入れされていた。北アイルランドの方が所得が低く感じた。ツアーの中にアイルランド
     に何度も来られている方がいて、アイルランドの住宅がきれいになったのはここ数年のこと。
     法人税が安いので本社をアイルランドにおく企業が多くなったとのこと。


   モナスターボイス。初期キリスト教の遺跡。     高さ5.5mのMuiredachの十字架(ハイクロス) 
  521年に死去した聖ビュートによって設立      10世紀のもの
         
         

  ハイクロスには聖書のアダムとイブの物語が
  彫られている。リンゴを持っている
 
         

   ここの遺跡もそうですが、古い遺跡に脇には
  最近埋葬された人の墓地があります。
  花も供えられており、遺跡巡りか、墓地巡り
  をしているのかわからなくなります

          

  35mの円塔(一部壊れている)と教会
          

 15. タラの丘


 伝説では、ケルト族よりも前にアイルランドに住んでいたTuatha Dé Danannが
   タラの丘を住居としていたとされる。遺跡の一部は新石器時代の5000年前に
   遡る。
   ケルト族がアイルランドに渡来すると、ミース王がタラの丘から全アイルランド
   を支配した。6世紀まではタラの丘の王の居住地の立石の前で王の即位式は
   行われた。
 
 
 風と共に去りぬ(映画)
      アイルランドの人口は450万人、米国に渡った移民の子孫は3500万人
   アイルランド系移民はカトリックを信じていたが、プロテスタントの多い
   白人系アメリカ人からひどい差別を受けていた。風と共に去りぬの主人公
   スカーレットオハラの父はアイルランドのタラの台地を自らの血として
   抱きながら苦労して南部の大農場主となる。その気質を継いだオハラは
   アメリカの南北戦争で南部が敗れ農場は荒廃するが、農場タラを自らの
   生きる定めとする。 そのタラはアイルランド移民の子孫に流れるタラ
   の丘に通じている
   


  タラの丘の王の石は円形の堀で囲まれている      丘を目指して歩く
 遺跡入り口の説明板より
 
         

  見渡す限りの草原。風も強い
           

   王の石
   王になることがふさわしいものが          王の石の周りを願い事を唱えて時計回りに
   この石に触ると石が振動したといわれる       3回まわると願い事がかなうといわれている

           


                            ここに立つとアイルランド全土が見渡せる
                            と言われている。(実際には無理だが)

           


          


   ここは360度見渡すことができる
           


         
  
    古墳
          

  タラの丘で結婚式を挙げた人たち
              


               


               

   タラの丘の入り口にあるカフェ、お土産屋
              
     
   タラの丘の管理人?
    

ダブリン市内でアイリッシュダンスのディナーショー



  ホテルを18時30分出発、金曜の夜のため道路は   ホテルの地下が会場。 
 渋滞して動かない。リフィー川端だが車でぎっしり

           

     会場の地下1階に降りる                      これが会場
          

ベルファ                        まず音楽演奏。
          

  金曜日の特別プログラムで音楽が21時30分過ぎまで続く(通常は20時くらいからダンスとなる予定) 
           


  
 21時30分過ぎはやっとお目当てのアイリッシュダンスショーが始まった
         

  ダンスはたいへん激しいもので長時間はできそうにない
  今夜はこのように途中でダンスを40分程度挟み、音楽が
  エンドレスで続くそうです

       

 【7月2日】 

 16. ダブリン市内観光


   ダブリンのホテル。玄関前は広い庭でバラが咲き誇っていた

        正面玄関


         

  アイルランド人の運転手。彼は夏なので半袖のシャツ 
  我が家は寒いのでジャンバー


         


          



          


           

                                        これは裏庭
               

  (1) トリニティカレッジ


   トリニティカレッジの入り口。(裏口入学です)       トリニティカレッジの図書館
  トリニティカレッジはアイルランドの東大です

        

 ここに有名なケルズの書がある。連日長蛇bの列になる
          

   
 ケルズの書
     
トリニティーカレッジの図書室に保管されている。ケルズの書の名前は
  ミーズ州、ケルズの町の修道院に由来している。ケルズの書はラテン語表記
   ケルズの書は561年ごろにスコットランド西部にあるアイオナ島に修道院
  を設立した聖コルム・キルと関係つけられている。ケルズの書は9世紀初め
  にアイオナの修道士により制作されたもの。
   修道士たちはバイキングの襲撃で68名が亡くなった806年以降にアイオナ
  からケルズに移り住んだ。クロムウェル侵略時代以降にセキュリティーの理由
  から1653年ダブリンに移され、1661年トリニティカレッジに納められた


   ケルズの書。撮影禁止のため、インターネット上のものをサンプルとしてのせました
  実際にはケルズの書は開かれて公開されています。時々ページをめくるそうです
  実物の全ページを読破するには何年かかるかわからないようです


              

  トリニティカレッジの図書館。ガリバー旅行記の著者スイフトはこの大学の卒業生
        


     

  国会議事堂
        

  (2) 国立博物館


  国立博物館、美術館などは入場が無料

  国立博物館の入り口                          コングの十字架


           

 
   聖杯                                  鎧
            

    聖パトリック教会(また突然の雨で記念撮影のみ)
           

  (3) グラフトンストリート



    集団のパントマイム。犬もいる                      添乗員おすすめのシーフードパブ
                                          生カキはおいしかったがカニは缶詰
                                          海に近いのにシーフードが少ない

             

  パブの店内。昼食だけとっている人もいる
      

    ダブリンの目抜き通り 
           

   トリニティーカレッジの正門
   ウエストモンドアラウンドストリートに面している

           


 ダブリン城への入り口                          ダブリン城。今は文化センターのようなもの
                                       に使用している

         


                                         ダブリン城を通り抜けて行く 
             

    チェスタービーティーライブラリー
    入館は無料。西洋、イスラム、東アジアの美術品
    がある。この日は源氏物語絵巻(江戸時代のもの)
    を主に源氏物語の関係のものを展示                 前に庭
 

              

     館内(カフェもある)
     

   クライストチャーチ大聖堂(プロテスタント)
        


         


  

 クライストチャーチ大聖堂からトリニティーカレッジ
 に向けて歩く                           2階建ての市内観光バス

       

                                    
 エコカー 
        




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