スケジュール


 出発: 2010年10月15日〜19日

 

月  日 スケジュール 宿泊ホテル
10月15日 羽田発 8:30 CA184 北京着 11:20  北京発14:30 CA1201 西安着16:20

西安空港 −> 西の城門 −>夕食 - - 鐘鼓楼 −>ホテル

 
西安金石国際大酒店
10月16日 ホテル発8:00 −>兵馬俑坑 秦始皇帝陵  −> 昼食 −>華清池  −>◎ 

ー>大雁塔−>夕食  −>ホテル

西安金石国際大酒店
10月17日 ホテル発8:00 −>西安空港 西安発10:25 CA1204 北京着12:20 −>昼食

 −>天安門広場 - - 故宮博物館 −>胡同(フートン)人力車で散策ー>

  ◎ −>夕食 −>ホテル
北京江西
大酒店
10月18日 ホテル発 7:00 ー> 頤和園  ー>明の十三陵 −>  昼食  −>

 万里の長城 −> ◎ ー>夕食 −>ホテル 

北京江西
大酒店
10月19日 ホテル発 9:00 ー>天壇公園 −>◎ −> 昼食 −>◎ −>北京空港

北京発17:25 CA183  羽田着21:45
 


◎はお土産屋立ち寄り
 

1. 10月15日羽田ー>北京ー>西安


  羽田の国際ターミナル(新ターミナルは10/20オープン)を8時30分に出発、4時間のフライトで
 無事北京空港に到着。
 横浜の我が家から空港ターミナルまでは1時間強。成田と比べると近い。
 北京で入国手続きを行い西安行きの国内線に乗り換える。
  

 北京空港                        軽食レストランで休憩
     


  北京空港は広くて西安行きのゲートまで
  10分以上歩く。ターミナル間移動は電車だが
  電車を降りて歩く距離が長い。
  ゲートは横一線で並んでいるので歩く距離も長くなる
  
  
         

 西安空港に到着                 
          


   来年にはもっと広い空港ビルが完成するとのこと
   


   農村地帯を走り西安中心部へ向かう
   


 

2. 西の城門、鐘鼓楼



  10月15日 空港からホテルへの途中で観光

  西の城門を見学。
  かっての唐の都、長安。
  ここがシルクロードの出発点。ここからローマを目指して旅立っていった。

          

 現在の建物は明代のものとのこと
   





 現代の西安の繁華街
 



 鐘鼓楼:時を告げる建物。(現存は明代のもの)     この太鼓をを鳴らした。(太鼓は模造品で本物
                                   は博物館にある。

         

 

            
     

  

3. 兵馬俑坑




   兵馬俑は、1974年に農夫が井戸掘りの作業中、偶然見つけた
 秦の始皇帝(紀元前
246〜210)の陵墓より東へ1.5Kmに位置し、約2200年前
 始皇帝を永遠に守るために副葬されたものです

  
 発見した農民の名は「楊」さんです。下の写真



     


   楊さんは土産物屋も出してして、その店で品物を購入すると写真撮影が
  できる。



    駐車場には始皇帝の像                兵馬俑博物館の入り口


            


    行きのみ電気自動車で行ける(5元)
             



    1号館に入場                      秦の時代の文字で書かれた兵馬俑1号館の表記
            



  1号館

    兵馬俑全体では8000体あるといわれている
   1号館がもっとも広い

           


    1体1体顔も体つきも異なる
            



             



        


   このような状態で発掘される。これを復元していく
    


   復元されて元の位置に並べられるのを待つ
             


    



  3号館

   ここは指令部で深さも深い。
  ここの発見は1976年

             


    




 2号館

   
    1976年に発見された
   弓、馬車などの部隊。発掘しても復元できないので埋めたままとしている
             


     これは完全な形で発見されたもの
    でこの1体のみ                    将軍の像。全体で7体しか発見されていない

                 



                 


   銅馬車
          


           


  ともかく会場はたいへんな人であった。
  最高気温23℃、最低が10℃程度



 

4. 始皇帝の陵墓


 兵馬俑坑から専用のバスで始皇帝の陵墓に向かう。
 陵墓が中心で兵馬俑はその副葬。始皇帝の陵墓の
 大きさが推測できる
 



   2010年10月1日にこの陵墓は公開された。訪れたのが2010年10月16日
  始皇帝は39年かけて陵墓を構築した。

  新装オープンの始皇帝陵へ向かう         始皇帝の陵(濃いグリーンの四角)
        


 この小高い丘が始皇帝の墓。
 構築当時は100mあったが人工の山のため
 次第に低下して現在は47m

         
始皇帝陵の発掘は、地下深くにあり、盗掘をふせぐため水銀の川で
おおわれているとの話もあり当面発掘計画はない



 

5. 華清池

   

 楊貴妃と玄宗皇帝の話で有名となった華清池。
 この地は温泉が湧き出している。温泉の温度は41℃ぐらいのため
 冬の寒い時期にはたいへん暖かく感じるそうです
 

 華清池は標高1256mの驪山のふもとにある。

 入り口を入る
 
        

 夜は演劇を楽しんだ劇場
 玄宗皇帝が舞踊の子女を梨園に住まわせたことから、役者の家庭を「梨園」
 と言われるようになった。
         
  

  楊貴妃の風呂の建物                      楊貴妃の風呂

         


  玄宗皇帝の風呂
  


 ここは天然温泉。41℃のお湯
 現在は、共産党の幹部が冬場に来る          2代皇帝太宗の風呂(露天風呂であった)
          


                                    ここは大変な人で
          


  華清池
         


   


                 

6. 大雁塔



  古都長安のなごりか、長い塀が両側に続く

  


 三蔵法師がインドから持ち帰った経典を漢訳したものが納められている
        
  

   写真ストップとなった
   

 西安の道路事情もたいへん。片側5車線の道路も交差点で大渋滞。
 交通ルールはあってなきがごとき。赤でも交差点に車は侵入するので
 交差点内は車で埋まってしまう。このため、信号が変わっても青になっても
 別の道路から交差点に進行できない。
  中国では整列して順番を待つ習慣が育っていない。われ先に押し掛けて
 くる。これが車社会にそのまま移行している。
  自転車から車に移行して日々車の台数が増加しているので渋滞はひどく
 なるようです。

 この夜、ホテルでNHKの国際放送を見ていると、突然画面が消えて沈黙
 の時間が数分経過。その後復活した。政府に都合の悪い情報をNHKが
 が放送したようでその間情報を強制的に遮断したようです。
  今回それを体験しました。



 

 

7. 北京(天安門広場、故宮博物院、胡同)





  10月17日



   西安のホテルから市内を撮影。大雁塔も見える       西安市内を空港へ
            


   西安市内の道路
    
    


 

北京





西安は気温が最高が23℃前後、最低が10℃前後であったが
北京は今日から寒くなったようで最高気温が10℃と寒い

  北京市内の交差点で少数民族の人に出会う
 
  


 

天安門前広場



    天安門前広場から、天安門、故宮と歩いて観光する
   天安門は、故宮(紫禁城)の門の1つであった。
   故宮の左は中南海(緑と湖)で共産党の政治の中心と
   幹部の住居



       


   紫禁城の正門。北京は寒い気温12度
   


  紫禁城の正門を抜けるとそこは天安門前広場       天安門
           


   人民大会堂                           毛沢東記念堂
            


   人民英雄記念碑
     



 

天安門



   天安門に入る
          


   



 

故宮博物院



  天安門を抜けるとそこは故宮(紫禁城)          まず、端門
          


   端門を抜けて広場を歩く                    午門(ここで堀を越える)
            



           


   大和門、ここは広い
   、       



        



   皇帝のみ真ん中を駕籠で通った

           

  大和殿                                     皇帝の席 
          



                                            
                                     迎賓館
                                     正月にモンゴル、ウイグルの王を招いて宴会
    皇帝の住居                          乾隆帝の時代は科挙の試験場

         


    皇帝の住居への入り口
        



    
       



  お花園:皇帝の庭園 、皇帝が皇后達と楽しんだ



          


  神武門
  

  景山:堀を掘った土で作った人工の山            紫禁城を巡る堀と神武門
          

 紫禁城の正門から徒歩で天安門広場、故宮を抜けて神武門まで約2時間かかる。
 10月のもっとも季節のよい時期であったが気温は12℃とたいへん寒かった


    

胡同(フートン)散策




  胡同(フートン)は明時代から続く北京の庶民の住宅街。
  共同トイレで台所のない家もある。
  胡同はモンゴル語の井戸が起源。



    鐘楼:1420年建築、時を告げる               鼓楼:1420年建築、時を告げる
   鐘楼と鼓楼の間に胡同を巡る人力車が多い

         


   狭い胡同は人力車で巡る
         




   人力車で胡同巡りをスタート
                      


    狭くて暗い路を進む                      胡同には台所がない家もあり、このように
                                      軽食のレストランが点在する


      
 


         


   八百屋                                  軽食レストラン
         



  北京も車社会で渋滞がひどい。この日もかなりの渋滞にあった
  




  

8.頤和園



 10月18日

   朝の渋滞が始まる前にとホテルを7時に出発。
   しかし、7時半前にはすでに渋滞。北京観光は渋滞でロス時間が多い


   



   頤和園

  北京の北西25Kmにある清朝の離宮。
  北京の夏は40℃を越えるので、大きな池を作り離宮とした。
  北京からは、人工の運河を作り皇帝は船でやってきた
  

          


                                            想像の動物、麒麟の像
                                    麒麟は竜の子供。
                                    竜の頭、鹿の角、牛の足をしている

           


                            昆明胡。頤和園はその2/3が昆明胡。
                                         これにより、北京より2〜3℃気温が低い
                                         皇帝は夏の涼しさを得るために作った

         


                            排雲殿。昆明池を掘った土で作った山に
                                         建っている。皇帝専用の仏壇

         



          

    長廊:700mの回廊                     梁や柱に絵画が描かれている
         


         



   太極球技をする女性。ラケットにボールを載せている
  








  

鳥の巣・ウォーターキューブ




       オリンピックの際にVIPが宿泊したホテル     鳥の巣(オリンピックのメイン会場)
           


                                            ウォータキューブ(水泳競技場)
           



 

9.明の十三陵





 明十三陵は、北京の北西50Kmにある。その配置図
 明の成祖(永楽帝)から13人の皇帝の墓。
 入り口から永楽帝の陵まで7Km。皇帝以外はすべて
 徒歩で参内した。皇帝は駕籠で参内。


 

   昨日よりさらに気温は低下して1ケタ。
     5〜6℃程度。寒い

    


                                 永楽帝の像
             

    永楽帝の即位の冠                      永楽帝の儀式用冠
           


   永楽帝の日常の冠
  









10.万里の長城



  万里の長城。北京より北で山の中で気温はー2℃。
  氷雨も降り出して最悪の状態。

    
   

 現在のものは明代に構築したもの
             


  万里の長城で雪になりました
           

     

   女坂のほうでも滑って危険な状態でした
          


    万里の長城の周りは紅葉していました
           



           







  

11.天壇公園



  10月19日

  天壇公園のカササギ                   水筆できれいな文字を道路に書く人
        


   気温は10℃前後なのに、有料の公園でトランプ、マージャンをして時間を過ごすシニア
          



          


   祈年殿、毎年皇帝が豊作を祈念した。
  この建物は2008年に修復された。。瑠璃瓦を使用。

       



         




          


 

12.北京から帰国へ




  北京市内                            明代の城壁が残っている
         


                                            北京空港
         
  

   北京発17:25、羽田着21:45の飛行機で帰国。

  羽田の旧国際ターミナルの最後の前日到着であった。新国際ターミナルは10/20から。
  羽田着陸が21:45で、横浜までバス、それから電車と乗り継ぎ
  自宅には23時過ぎには到着していた。羽田は近い。




  
   



         海外旅行記に戻る



世界遺産兵馬俑坑と北京の歴史を巡る